↓ ページ30
コネシマ
コ「絶対いらんわ」
貴方の頼みに彼はそう吐き捨てた。敵国に捕まえられてしまった貴方と彼は、
貴方を殺せば彼が助かる、
彼が死ねば貴方が助かる。
本当かどうかは分からないが、それでも貴方が何の迷いもなく『いいよ』と微笑んでも彼は首を振った
「お前殺してまで生きるんやったら、死んだ方がマシや」
銃口は、どちらに向ければ幸せになれる？
ロボロ
ロ「…っ、何で、俺らが出来ひんこと簡単に言うねん…」
彼は悲痛な声で言葉を零した
他の国に密告していた事がバレ、牢に閉じ込められている貴方は、彼に優しく『殺して』ともう一度頼んだ
裏切り者なんだよ、早く殺さないと。貴方の囁きを聞かないように彼は手で耳を塞ぐ。
今彼は貴方がどうしてそんな事をしたのかと調べている最中で。
早く調べ尽くさないと、自分達の手で本当に貴方を殺す前に。彼は心の中でそう呟いた
エーミール
エ「Aさん、簡単にそんなん言わんといて下さい」
貴方が優しい声で頼むと、彼は逆に苦しそうな声でそう言った
感染病に掛かってしまった貴方はずっと隔離されていて、彼と話せるのも冷たいドア越し。
ここずっと見ていない彼は元気だろうか、
怪我などしていないだろうか、
助けられない自分を責めていないだろうか
貴方が心配だと彼に伝えると、ドアの向こうから声が返ってきた
「私は、大丈夫ですよ…」
彼の震えた声が貴方の耳に届いた
ショッピ
ｼｮ「先輩、何でなんですかッ…」
貴方に向けてしまった銃を後悔し、そう言葉を零した。貴方が敵国に密告していた所を見つけた彼は、まだ総統や他の幹部にも伝えていないだろう。そんな可愛い後輩に貴方は微笑んだ
『私裏切り者なんだよ、ショッピ君は甘すぎる』
彼の足を払い、一瞬で馬乗りになった貴方は彼に銃を突きつけた
『ほら、殺しなよ。じゃないと撃つよ？』
「っ…」
彼は震えた手で、撃鉄を下ろした
＿＿＿＿＿＿＿
ひな(ゆい)さんリクエストありがとうございます！遅くなり申し訳ありません！
殺さなければならない状況に色々考えましたが、こんな感じになってしまいました…
何だか数人少し趣向が違ったかもしれませんが、また良ければリクエストお願いします！
攻められてみた※ *リク*→←殺してとお願いしてみた *リク*
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1517人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もも - リクエストなんですけどwrwrdメンバーが飼い猫の最期を看取るってやつできますか？！ (5月26日 19時) (
レス) id: b7a3283ec1 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ - かわわわわわわわわ (5月6日 15時) (レス) @page32 id: 8fec33f08b (このIDを非表示/違反報告)
るゆ - 琴葉さん» 本当にもう全てのお話好きすぎてやばいです…。残酷なのも好きなので…() (2021年12月6日 6時) (レス) id: 360678e429 (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - るゆさん» ありがとうございます！私もそのお話全員、それはもう楽しく書いていましたので気に入って頂ければこれ以上なく嬉しいです笑 (2021年12月5日 23時) (レス) @page30 id: bc3093acc5 (このIDを非表示/違反報告)
るゆ - 本当にお話が大好きです、ふとした瞬間に読みたくなります…。特にこの物語の時は殺してとお願いしてみたのコネさんがめっちゃ好きです。… (2021年12月5日 7時) (レス) @page30 id: 360678e429 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：琴葉
| 作成日時：2019年4月2日 11時
