[短編集]徒然ならぬ日常を[wrwrd]

自分の首を締めてみた *リク* ページ37

*蒼月さんリクエスト*


[何度も彼が死ぬ夢を見て正気を保てなくなり
「自分が生きているから」と泣きながら首を締めてみた]
(悪夢を見てみたの続き的な)



グルッペン


グ「！！やめろ！……そんな事言うな。お前がいるから、俺はこうして生きてるんだ」

貴方が自分の手で首を絞めていると、彼が部屋に入ってきた
彼は首を掴んでいた手を外し、貴方を強く抱き締めると何時もなら言わない言葉を口にした
もしも、貴方の所為で自分が死ぬ事になったとしても、きっと彼は貴方の為ならとしか思わないのだろう






トントン


ト「おまっ、何してんねん！アホか！！」

貴方が自分の紐で首を絞めると、彼は顔を青くさせ貴方の紐を持つ手を掴んだ
流石改良を重ねた紐だ、少し力を入れただけで首に痕が付いている
「俺はそんな簡単に死なへん
…増してや、手間のかかるお前置いて死ねるか」
軽くチョップをして、彼は貴方の涙を拭った






鬱大先生


鬱「何してんの！！アカンやん、この紐でこんなんしたら！！」

まず貴方の紐を持つ手を退かし、彼はそう大きい声で珍しく貴方を叱った
『でも、私が居るから皆が…』
「しっかりして、俺は今生きとる！！」
死んでなんかない、と貴方の両手を握る彼の手から伝わる熱がこれは現実だと呼び掛けていた






ゾム


ゾ「あかんよなあ？この紐は」

貴方が『私が生きてるから…』と正気では無い行動をしていると、彼は咄嗟に貴方の首と紐の間に指を入れ隙間を作った
『死な、せて…』
「いらん、Aが死んだら俺一生後悔するやん」
貴方の涙に弱い彼でも、それだけは許してくれない






シャオロン


ｼｬ「何してんねん！！…夢は夢やんか、俺は死なへん、絶対に」

貴方が首を掴んでいると、彼は驚き貴方の手を退け頬を掴んだ
無理矢理彼と目を合わせられ、真っ直ぐ貴方に伝えられる
「大丈夫やから」
貴方の不安が取り除けるように、そのまま数時間ぎゅうっと抱き締められた

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