[短編集]徒然ならぬ日常を[wrwrd]

結婚してみた *リク* ページ25

*創さんリクエスト*
[結婚してみた]


グルッペン


グ「A、…はあ…」

夫婦になっても普段は特に変わらないように見える
ただ今貴方の腰に腕を回し抱き着いてくる様に、二人になるとよく甘えるようになった。それと、前よりお茶会に付き合わされるようにもなった
「…お前はもう任務に出るな、仕事は全部アイツらに任せろ」
『何言ってんすか、というかそんなんしたらトントン倒れるよ』
貴方の言葉に、彼は唸り声を上げながらまた貴方を抱き締めた







トントン


ト「この任務やねんけど…大丈夫か？」

貴方に任務を任せる度に大丈夫かと確認を取るようになった。気持ちは分かるが心配し過ぎだ
『これでも腕は落ちてないつもりなんやけど』貴方がわざと頬を膨らませると
「…心配、やから」
普段の粛清書記長とは思えないか細い声で呟いた






鬱大先生

鬱「Aちゃん、今日も可愛ええわあ…」

結婚するまでそんなタラシのような台詞はあまり貴方に言わなかったのだが、途端にキャラが変わった
デレッデレな彼から漂う貴方の好きな香り。
貴方が思っていたより、少なくとも貴方の好みの香水を把握している程彼がベタ惚れなのは間違いない






ゾム


ゾ「A、怪我してへん？」

貴方が戦闘に出ても彼が大半を倒してしまうようになりまるでする事が無い
前なら競争なりしていたのに、と貴方が文句を垂れると、彼は「また今度な」と毎回誤魔化した
婚約をする前は、貴方が深い傷を作れば彼の目が変わっていたのが、今では貴方が一つでも擦り傷を作れば彼の目が変わる仕様になった






シャオロン

ｼｬ「あれ、指輪付けてへんやん、失くしたん？」

彼は貴方の左手を見てわざとらしくそう言った
結婚してから何か余裕が出来たのか、何かと前よりちょっかいを掛けてくる彼。
そんな訳ないやん、と少しムッとしながら答えると、彼は「それやったら良かった」と嬉しそうに笑った。
そんな幸せそうな顔をされたら、何も言えないじゃないか

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