[短編集]悄然としない日常を[wrwrd]

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コネシマ



コ「ふーん、こいつらか」

殴っていたやつらを見る彼の目は据わっている
その瞳があまりに恐ろしく誰もその場から動けずにいると
彼は貴方にタオルで目隠しを施した
「すまんな、ちょっと待っとってくれ」
そのあと聞こえた悲鳴と、鼻につく鉄臭いにおい
目隠しは、彼なりに考えた精一杯の優しさ



ロボロ


ロ「っ！お前ら、いい加減にせえよ」

誰殴っとんねん。そう呟いた彼は
すぐさま男たちに近づき、彼らの首を斧で掻っ切った
血が噴き出し、返り血で染まった彼の手が貴方の頬を撫でる
「もっと、はよ気付けてたらっ…」
そうすれば、貴方に無理をさせることも
貴方に怒りを向けることもなかったというのに





エーミール


エ「…ホンマ、何時も無理して…」

手刀により一瞬にして男たちを気絶させた
安堵の溜息を零した彼は貴方の両頬を包み、額と額を合わせる
彼にとって一番辛いであろう言葉をぶつけてしまったのに、助けてくれて…
迷惑かけてごめんね、
貴方がそう言えば彼は眉を下げて首を振った
まるで、謝罪をするのは自分の方だと言わんばかりに



ショッピ


ｼｮ「ふざけんな…
それで先輩が傷ついてたら、意味ないんやって…」

彼の傍に横たわる男たちの眉間には銃痕
原因である彼は先程の様子とは打って変わり
弱々しく貴方を抱き締めた
彼の目元を優しく拭うと、その手に手を重ねて
彼は心の底から安堵と共によかった、と零した
貴方に嫌われたわけではなかった。
それだけで彼にとっては充分だから




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雪菜(朧ちゃん)リクエストと、いつもありがとう！
勝手に続き要素付けちゃってごめんね、そのせいでリクエストの要素が少なかったかも…
思ってたのと違うとかあるかもしれへんけど、リク再開した時よければまたしてね！！

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