[短編集]欺瞞だらけの日常を[wrwrd]

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コネシマ


コ「こっち向くな、今は…」

後から抱き締められる
何時もの彼らしくないその行動に
貴方が思わず後ろを向こうとすると少し威圧を含んだ声色に止められた
首元に回された彼の腕に触れると、
何処か縋る様に彼は貴方の首元に顔を埋(うず)めた




ロボロ


ロ「…あ、や…何もあらん」

貴方の手を思わず取った彼
面の隙間から見えたその顔は何かを堪える様に歪んでいて
貴方が両手を彼に広げてみせると彼は最初躊躇っていたものの、ギュッと強めに貴方を抱き締め徐ろに呟いた
Aはおらんくならんといてほしい、と。




エーミール


エ「Aさん、すみません」

そっと伸ばされた彼の腕が優しく貴方を包んだ
しかしその腕は何時もより幾分か力が籠っている
「好き、ですよ」
『私もやで、やから、そんな心配しやんといて』
貴方は微笑み、揺れる彼の目元を撫でた






ショッピ


ｼｮ「先輩、大丈夫ですよね…
また、おらんくなりませんよね…？」

貴方を強く抱き締めた彼の背は震えている
優しく肯定を込めてその背を撫でれば、またもや彼の腕の力は強くなった
貴方が自分の目の届く所に居ないなんて
任務の時でさえあんなにも胸が痛むというのに
もしまた何時かのように消えてしまっては…
不安を取り除きたくて、貴方も彼を強く抱き返した



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蛍の空さん再リクエストありがとうございます！遅くなり本当に申し訳ありません！
貴方が此処に留り続ける確証なんてないから、
せめて今だけでも繋ぎ止めておきたくて、というイメージです
思ってたのと違うなどあるかと思いますが、また良ければリクエストして下さい！

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