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「お世話になりました」
デートの日から借りていた服を洗濯して、
優花に返す
優「いいえ。
あれ、そんなおめかしして今日出掛けんの？」
「うん、廉最近忙しくて全然会えてないからさ。
クリスマスプレゼントだけでも渡してこようと思って」
優「そっか、いってらっしゃい！」
「うん、いってきます！」
1週間前ぐらいだっただろうか。
何をもらったら廉が喜ぶか考えたけど
結局分からなくて、
最終兵器、岸に相談した。
そしたら一緒に
買いに行ってくれるって言うから
付き合ってもらったはいいものの。
「ほんとに喜んでくれるかな…」
岸と一緒に選んだのは、
主張が小さめのブレスレット
いつも身につけられるものが
いいんじゃないかっていう岸の提案
「はぁ…」
廉の家の前に着いて、
深呼吸をしてみる。
やっぱり何回入っても
この高層マンションには慣れなくて
グッと肩に力を入れた。
廉には、
私が寂しいときいつでも来れるようにと
合鍵を渡されているので
それを差し込んで回す。
「廉びっくりするかな」
事前に何も伝えないまま来たから
廉が家にいるかすら分からないけれど、
いなかったら机の上にでも
置いて帰ればいっか。
こんな甘い考えでやってきたしまったのが
そもそもの間違いだったのかもしれない。
「廉、いる？」
.
.
.
玄関には何やら可愛らしい
ショッキングピンクのハイヒール
周りを取り巻くいつもとは違う
甘ったるい香水の匂い
「廉？いるの？」
ゆっくり一歩ずつ、
その場に竦む足の力を
精一杯振り絞り前に出す
.
『…ちょっ…力抜いてっ…』
『はぁ…っ…ん…ぁ…れん、…』
寝室の方から聞こえてくる
甘ったるい声に全身が凍る
ここから先に進んではいけないと
本能的に身体が拒否するけれど、
構わず進み続ける。
見たら傷付くことぐらい
分かってたはずなのに。
このまま何も知らないフリして
引き戻して帰ればよかったのに。
それでも私の足は止まってくれなくて
気付いたら寝室の扉を開けてた。
「何、してんの……」
廉「…っ……！A、なんで……」
「はは、」
私の枯れた笑い声が
狭い寝室に響き渡る
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みう(プロフ) - みぃれん(?)さん» コメントありがとうございます^^何度も読み直して頂いてありがとうございます、そのようなお言葉を頂けて本当に嬉しいです。少々お時間頂くと思いますが是非続きも読んでいただけると幸いです^^ (2020年5月20日 17時) (
レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
みぃれん(?)(プロフ) - この作品が大好きで何度か読み直してる者です安定に甘くて切ない気持ちになる大好きな作品です！part2公開楽しみにしてます！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 06bd5b56c1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - FMYさん» コメントありがとうございます^^現在お話に修正を加える為に非公開にしておりますが、準備が整い次第公開させて頂きますので、申し訳ございませんがもう少々お待ちください。xoxoのご愛読ありがとうございます^^ (2020年5月19日 21時) (レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
FMY(プロフ) - はじめまして。作品、夢中で拝読させていただきました。是非、続きが読みたいです。パスワードを入れなくても読める日は近々来ますか？楽しみに待ってますので、宜しくお願い致します。 (2020年5月19日 10時) (レス) id: 30adcd1cae (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - ちゃんりおさん» コメントありがとうございます^^占ツク初めての作品がxoxoだなんてとても嬉しいです；；応援してくださる方々の期待に応えられるよう精一杯頑張るのでこれからも是非よろしくお願いします！！ (2017年12月24日 20時) (レス) id: c2c8edc626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みう
| 作成日時：2017年11月14日 19時
