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「そんなこと言うの珍しいね」
廉の胸に顔を沈めながら呟く
心臓のドクンドクンって音が
すぐ目の前で聞こえて、
耳にかかる吐息が
ちょっとくすぐったくて、
その1つ1つに
なんとも言えない気持ちで満たされる。
「ねぇ、」
廉「ん？」
.
「空気ぶち壊すようで悪いけど…後ろに岸いる」
私たちを見つけた途端
隠れたみたいだけど、
その動きが大きすぎて
すぐに見つけてしまった。
廉「…は？」
後頭部から廉の手が離れて
私の視線の先に重なるように
彼の目が追う
岸「え、俺！？」
廉「そんなとこで何してんの」
岸「いや、盗み見とかじゃないからからな！？」
「あれ。岸、ぐーじと約束あるんじゃないの？」
さっき、ぐーじが電話を切る時に
確かにそう言っていたはず。
今から岸に会うと。
岸「あぁ、今から神宮寺の家行くんだよ」
「あ、そうなんだ」
岸「廉も一緒に行く？」
廉「まじ？ええの？」
2人で次から次に話が進んで
完全に置いていかれてるけれど、
楽しそうな2人を見ていたら
つい私まで楽しくなる。
岸「あ、でもAいるじゃん」
「いいよ、廉行っておいで」
廉「ありがとう」
廉「じゃ、明日楽しみにしてる」
「ん、私も」
岸「さっ、行こーぜ」
2人が隣に並んで笑いながら歩き出して
背中がある程度遠くなったところで
私も家に向かう
時々甘えてくる廉が愛しくて、
なんだか面白くて、
素直で可愛い。
でも私が1番好きな笑顔を見せるその隣には
いつだって岸たちがいる。
いつか私も廉の笑顔の素になれたらいいな、
そんなことを思いながら残りの道を歩いた。
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みう(プロフ) - みぃれん(?)さん» コメントありがとうございます^^何度も読み直して頂いてありがとうございます、そのようなお言葉を頂けて本当に嬉しいです。少々お時間頂くと思いますが是非続きも読んでいただけると幸いです^^ (2020年5月20日 17時) (
レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
みぃれん(?)(プロフ) - この作品が大好きで何度か読み直してる者です安定に甘くて切ない気持ちになる大好きな作品です！part2公開楽しみにしてます！ (2020年5月19日 22時) (レス) id: 06bd5b56c1 (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - FMYさん» コメントありがとうございます^^現在お話に修正を加える為に非公開にしておりますが、準備が整い次第公開させて頂きますので、申し訳ございませんがもう少々お待ちください。xoxoのご愛読ありがとうございます^^ (2020年5月19日 21時) (レス) id: 3c79c161a1 (このIDを非表示/違反報告)
FMY(プロフ) - はじめまして。作品、夢中で拝読させていただきました。是非、続きが読みたいです。パスワードを入れなくても読める日は近々来ますか？楽しみに待ってますので、宜しくお願い致します。 (2020年5月19日 10時) (レス) id: 30adcd1cae (このIDを非表示/違反報告)
みう(プロフ) - ちゃんりおさん» コメントありがとうございます^^占ツク初めての作品がxoxoだなんてとても嬉しいです；；応援してくださる方々の期待に応えられるよう精一杯頑張るのでこれからも是非よろしくお願いします！！ (2017年12月24日 20時) (レス) id: c2c8edc626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みう
| 作成日時：2017年11月14日 19時
