運命の番！？いやいや、勘違いなのでは？【降谷零】

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目覚まし時計の音が聴こえます。

A「ふぁぁ……。もう朝ですか」

見ると時計の針は午前6時30分を指していました。

なんだかすごく懐かしい夢を見た気がします。でも、もやがかかっていて思い出せませんでした。

A「まあ、いいか。はやくご飯を作って仕事の準備をしなくてはいけませんね」

私は花月 A 20歳、近くの小さな花屋で働いていて、副店長をしています。

あと、私には6歳までの記憶がありません。どうやら6歳の頃に事故に遭い、奇跡的に外傷はほとんど無かったものの、頭を強く打ってしまったようです。そのショックで記憶がなくなったのだと、両親に聞かされました。まあ、生活する上で大した障害はないのであまり気にせず毎日を送っています。

ただ、私はなくなってしまった記憶のなかにとても大事なものがあった様な気がするのですが、どうしても思い出せません。両親は、なにかの拍子に思い出すかもしれないと言っていたので早く思い出せるといいなと思っています。

そして、この世界には男性、女性という一般的な性別はもちろん、バース性(α、β、Ω)というものが存在しています。

まず最初に生まれながらのエリート基質のα(アルファ)

αの人はだいたいが大きな会社の社長などが多いです。人数もあまりいない為、周囲の人達からとても大事にされます。

次に、人口の中で一番多いごくごく一般的なβ(ベータ)

βは人口の中でも一番多い性で、β同士で結婚する事が多いです。

最後に、ヒートがくれば男女関係なく生命を宿す事が出来てしまうΩ(オメガ)

Ωはヒートという3ヶ月に1回来るものがあり、それが来ると男女関係なく生命を宿す事が出来てしまいます。さらにαよりも人数が少ないです。さらにそれになると無差別に番のいないαを惹き寄せてしまいます。番とはαとΩのペアだけしかなれないものでαがΩの項を噛めば成立します。番が出来れば他のαを惹き付けることはなくなります。

以上がバース性の説明です。あれ？私は誰に説明してるんでしょうか？←

まあ、いいです。とりあえず朝ご飯を作りましょうか。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

作者より

オメガバースの説明、長くなってしまいました。あまり自信はないので、もし間違いがありましたら、優しく指摘して頂けたら嬉しいです。※夢主の言葉遣いがおかしかったので直させて頂きました。

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