運命の番！？いやいや、勘違いなのでは？【降谷零】

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降谷side←降谷さんの年齢は原作では29歳ですが、ここでは23歳という設定になっています。

僕は、昔はβだった。だが、今はαになっている。

なんでそんな事になったのか、それは多分彼女、Aのせいだろう。

僕がまだβだった8歳の時、彼女は僕と同じβで、5歳だった。

僕と彼女が出会った理由は簡単。僕達の両親の仲が良かったから話の種に同じβ同士の子供達を会わせてみよう。という事になったそうだ。

そうして彼女と初めて会った時、すごく胸が高鳴った事を覚えている。

焦げ茶色の髪は艷やかで彼女の存在感を目立たせている。だが、それとは対照に色素の薄いアイスブルーの様な瞳も彼女には全て合っていた。

そう、まるでαとΩを混じり合わせたような、そんな彼女がβだということが信じられないと思い、彼女に素直にそう言うと、

A「そうでしょうか？うれしいです。でも、あなたもとっても素敵ですよ？そのミルクティーのように透き通ったかみのけも、綺麗なブルーの瞳も、その褐色の肌も私はとっても好きです。そして、私にはあなたがαのように見えます」

少々、幼さはあるものの、言われて嬉しいと同時に凄く恥ずかしいことを彼女は平気で言ってのけた。

A「ふふっ！私たち似たもの同士なのかもしれませんね」

と、更に付け加えた。



彼女がまだ5歳で、3歳も年が離れているなんて誰が思うだろうか。それほど彼女は大人びていた。



思えば僕は、初めてAにあったこの時から彼女に惹かれていたのかもしれない……。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
作者より
まずは、5000hit超えありがとうございます！

これから少し、降谷さんの視点になります。ただ、私は重大な事に気づいてしまいまして……。原作通りの降谷さんの年齢で話を進めると、Aさんの年齢とあまりにも離れ過ぎてしまうということに……。だから、冒頭で書きましたが、降谷さんの年齢を23歳という事にさせて頂きます。地雷の人は本当にすみませんm(_ _;)m

それでもよろしければこれからもこの作品を楽しく読んで頂けたら嬉しく思います。

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