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結局、クラスに戻ったのはお昼休みが終わる5分前でご飯は食べられなかった。
今度コネシマ君にジュースでも奢ってもらおうかな。
コネシマ君が言った言葉は全部本当だし、私だって納得したけど、やっぱり、ご飯の罪は重いからさ。
空いたお腹を抑えながら授業を受けていれば、気づけば放課後。
さっさと帰って夕飯を食べたい気分だ。
昇降口に向かう途中でゾム君の背中を見つけた。
『あ、ゾム君！今から帰り？』
「え、ぁ、いや…ぶ、部活、です……」
『へぇ、何部なの？』
「け、けけけ、剣道、です」
『かっこいいじゃん！私は帰るから部活頑張ってね』
ヒラヒラと手を振ると、ゾム君も小さく振り返してくれる。
……やっぱり、ゾム君は友達だよ。
「あ、あぁあ、の……その…ぁりがとぅ」
『…どういたしまして！』
だんだん小さくなっていく声に、くすり、と声を零した。
そんなゾム君にはこれをあげよう！、とポケットから飴を取り出して、ゾム君の手に乗せた。
『頑張れる魔法の飴〜！』
「…魔法の、飴」
『ふふ、子供っぽいって思った？』
えと、と言葉に詰まるゾム君を無視して私は言葉を続けた。
『…その飴舐めるとさ、なんでも出来る気がするの』
なんて、と笑って今度こそゾム君と別れた。
その時、ゾム君がどんな顔してたかなんて、ゾム君に背を向けていた私は分からない。
……私も、魔法の飴舐めたら、この気持ちを伝えられる勇気でも出るのかなぁ。
それこそ、子供っぽいか。
野球部の掛け声を横目に駅に向かった。
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伊玖(プロフ) - #ゆー@金欠民族さん» メンバー見て、書くしかないなと！！面白いと思ってもらえて良かったです！これからも頑張ります〜！！ (2021年3月1日 20時) (
レス) id: bedb32b5c2 (このIDを非表示/違反報告)
#ゆー@金欠民族 - めっっちゃおもしろかった！！w最後のページw､､､終わり方好きおもしろい！！これからも頑張ってください！！ (2021年3月1日 20時) (レス) id: 3046ae6781 (このIDを非表示/違反報告)
伊玖(プロフ) - 貴女の神さん» sukiyaki douzo。 (2021年2月28日 20時) (レス) id: bedb32b5c2 (このIDを非表示/違反報告)
貴女の神 - watasimo (2021年2月28日 19時) (レス) id: 94909bedb8 (このIDを非表示/違反報告)
伊玖(プロフ) - つぶしたおもちさん» tabetai。 (2021年2月28日 19時) (レス) id: bedb32b5c2 (このIDを非表示/違反報告)
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