本当の気持ち【stxxx】 (ページ25)

今日:1 hit、昨日:38 hit、合計:76,918 hit

理由ページ25

side RINU.

「なんでネットの世界の活動を始めたの？」

俺が1番気になったことを聞いてみた、

全員がそうなわけでは無いけど、この世界にいる人は少なからずリアルの世界で嫌なことがあったりと理由がある人の方が多いと思ったから。

野暮かな？とも思ったけど、可愛くて、性格も明るい。

十分社会を生きていけるタイプだと思ったぽぽすがなんでこの世界にいるのか気になった。

ぽぽすは少しづつ､､本当に少しづつ話し始めたんだ。

美月「私は､､､､

この世界が大嫌いだったから。」

びっくりした。

さっきまであんなにニコニコと笑顔で話していたぽぽすが酷く冷めた顔で吐き捨てるようにその一言を放った。

さ「この世界が大嫌いだったから､､？」

さとみくんが繰り返すように聞いた。

俺？俺は､､聞いたことをちょっと後悔してる､､。

だってきっと聞かれたくないことだったと思うから､､。

反省､､だね､､w

あのなーくんでさえびっくりしてる。

さっきまでほんのり暖かい歓迎ムードから一変。

ひんやりと冷気すら感じる冷たい部屋になった気分。

時計の音が響く。

でも俺は時が止まったように感じた。

そんな俺達を知ってか知らずかぽぽすはぱっと表情を変えたんだ。

美月「なーんちゃって！wﾆｺｯ」

莉「､､､､､､え？」

美月「ごめんなさいwこんなにも静かになるなんて思わなくて､､w
ちょっとした冗談ですよ！w」

美月「本当の理由はただ興味があっただけ、ただそれだけですよw」

こ「は？」

ころちゃんがちょっと焦った顔で、でも怒気を含んだ声で聞き返した。

美月「い、いや！ほんとに！すみません(；・∀・)
まさか信じるとは思ってなくて､､(;ﾟ∇ﾟ)」

莉「え､､？てことはほんとに冗談だったってこと？」

俺にはわかる。これでも元演劇部部長だったから。

あの顔は､､

美月「はい！本当にごめんなさい( ˊᵕˋ ;)」

演技なんかじゃない顔だ。