検索窓
今日:17 hit、昨日:1 hit、合計:34,755 hit

続き ページ16

※後半会話文ばっかりです

Aside

イライラする。

ものすごく、イライラする。

だって…

善逸「おっと、大丈夫ですか?人混みであまり走らないように、危険ですよ。」

善逸「そこのお姉さん、お会計お願いします。」

善逸「あ、これ、落としましたよ。そのイヤリング、とてもよく似合ってますね。」

なんなのこの子、なんでそんな、当たり前のように、

息をするのと同じくらい当たり前のように女の子を口説くの?

自分の顔がいいこと知っててやってんの??タチ悪…。

善逸くんが女の子好きだとは知ってたけど、こんな無条件に女の子口説く普通?

だって!ここに恋人が!いるんですよ!?

おかげで俺はずっと、それはもうずっとイライラしている。

家に帰ってきた今も。

…当の本人は、なんで俺が怒っているのか気付いていないようだけど。

善逸「ねぇAさん、そろそろなんで怒ってるか教えてくれない?言ってくれなきゃわかんないよ!」

A「別に怒ってない!」

善逸「嘘おっしゃい!そんな怒った音してるのに!!」

俺だって、こんなことで嫉妬なんて、本当はしたくない。

束縛だってしたくない。

善逸くんは元々女の子が好きなんだから、これが当たり前なんだ。

善逸くんみたいにかっこいい人は、可愛い女の子と出逢って、付き合って、結婚して、子どもができて、幸せな家庭を築くのが普通なんだ。

でも善逸くんは優しいから。

やっぱり俺が、無理させちゃってるんだ。

善逸「ちょ、ちょっと待ってなんで泣いてんの?どうしたの?どっか痛い?ごめん、俺怖かった?」

A「ちが、ちがう………ちがうんだよ善逸くん………ごめんね、俺ほんとに自分勝手だ、弱虫で泣き虫だ、善逸くんに、無理させたいわけじゃないのに……………」

善逸「なに無理って!?まって、Aさんの中で勝手に自己完結させないで!!?」

A「だって善逸くん、今日ずっと女の子に声掛けて口説いてたし…でも、そうだよね!善逸くんは女の子が好きなんだから、それが当たり前なんだよね!ごめん、俺が無理させちゃって 「黙って」 …え?」

善逸「あのさぁ、黙って聞いてたら何?俺がいつ女の子口説いたって?そりゃ、レジしてもらうためにお姉さんに声は掛けたし、転けそうになってた女の子を助けたし、イヤリング落としてた子にも拾って渡してあげたけど!」

A「じゃあその子達の手を握る必要性は!?」

善逸「おっとそりゃあ無意識だったよごめんなさいね!??」

続き→←続き



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
137人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , 男主   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ヤト - 続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2020年2月29日 20時) (レス) id: bd201871c1 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - 続きまだ? (2020年2月27日 22時) (レス) id: 4d4917b86c (このIDを非表示/違反報告)
ミ ツ ル(プロフ) - ヨタクさん» ヨタク様>コメントとリクエストありがとうございます。リクエスト了解致しました。しばらくお待くださいませ。とても励みになるお言葉で、元気が出ました、ありがとうございます!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 (2020年2月8日 12時) (レス) id: 3d2e373ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ヨタク - リクエストです。善逸に嫉妬をさせて下さい!面白かったです!更新頑張ってください! (2020年2月8日 6時) (レス) id: f497b0780b (このIDを非表示/違反報告)
ミ ツ ル(プロフ) - 本編完結いたしました。よろしければ小説の感想や、番外編のリクエストなどお待ちしております。 (2020年2月7日 11時) (レス) id: 3d2e373ed2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ミ ツ ル | 作成日時:2020年2月6日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。