余裕 ページ26
頬に触れた手を抜く前に、名前によって阻まれる。
自分の無骨な手とは違い、大切に育てられてきた彼女の手は柔らかく、彼のそれとは大違いだった。
「ふふ、先生も真っ赤」
「う、るさいよ…?あんまり大人を揶揄わないで」
自分でもわかるほど顔に熱が集まっているのがわかる。赤い顔を見られないように開いた手で顔を隠し、そっぽを向く。
自分を視界から外したことに不満げな名前は、にやりと口角をあげ、エイトの手に擦り寄る。
柔らかく彼の手を握り込み、頬擦りをする。
愛らしい仕草にエイトの視線が向いていることに気づいた彼女は満足げな笑みを浮かべる。
顔を手からはなし、自分の手に握られたそれをまじまじと見つめる。不思議そうにしていたエイトだったが、
「っ、ちょっと?!」
手のひらに口付けを落とした名前。軽いリップ音がなり、柔らかい感触が手のひらで感じられた。
いたずらが成功したのが嬉しいのだろう。彼女は得意げに笑い、エイトの方に目を向けた。
彼は真っ赤な顔を隠すように額に手を当てて、項垂れている。
深く大きく息を吐いて、顔を見せないエイトの顔を覗き込もうとする名前。
そんな彼女の肩ががっしりと掴まれる。
「あのさぁ…僕必死に我慢してるんだから煽んないでよ。危機感の話したのも忘れたの?」
「あ、や…えー、っと」
「なんでこういうことするの?僕のこと煽って楽しい?」
「だ、だって…」
「…なに?」
「先生だけキスしたのずるいもん…!」
「……へ?」
先程までの感情全てが一気に落ち着くほど、エイトの口からは間抜けな声が出た。
呆けた顔をしている彼とは反対に真っ赤な顔できっ、と目を向ける名前。
「あの時先生はキスしたのに私だけしてないじゃないですか!先生だけずるいです!
私だって先生のこと好きなのに!!」
うがー、と声をあげて、腕を振って抗議する。戦闘時の鋭い顔つきは微塵もなく、小動物の威嚇を彷彿とされる姿についつい口角が緩む。
「なんですかその可愛いなーって顔!それ結構見てるから自惚れとか言わせませんからね?!」
「ずっと可愛いから自惚れてていいよ」
「そーですか?!と、とにかく!先生だけズルかったんだから私怒られる筋合いないですもん!!」
「そっかそっか。名前は僕のこと好きだね〜」
「好きですよ!!」
「そっかぁ〜」
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月子 - 続き楽しみにしています(^ω^)ニコニコ (6月17日 14時) (
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安良岡(プロフ) - 匿名さん» ご連絡ありがとうございます。規約を確認し、お知らせのページを削除しました。教えてくださりありがとうございました。 (3月22日 16時) (
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匿名 - 長々と失礼しました。ご確認のほど、よろしくお願いいたします。 (3月22日 9時) (
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匿名 - 運営の規約では、他サイトへの誘導や個人間交流を目的としたアカウントの掲載は制限されているため、このままの状態ですと、作品の削除やアカウントへの対応が行われる可能性もあるため早めに該当箇所の修正または削除をご検討いただくことをおすすめいたします。 (3月22日 9時) (
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匿名 - 突然のご連絡失礼いたします。お知らせの記載内容について少し気になる点があり、ご連絡させていただきました。現在の記載には、外部サイト(pixivやXアカウント)への誘導や、鍵アカウントへのフォロー・パスワード確認を前提とした案内が含まれています。(続く) (3月22日 9時) (
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作者名:安良岡 | 作成日時:2022年10月17日 12時


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