危機感 ページ16
箱を渡し、名前がつけるのを見たら立ち去るつもりだった。箱を見ていた名前がにんまりと笑うのが目に入った。
その顔も可愛いと思うが、なにやら嫌な予感がする。
ベッドの上で右足を曲げ、手を撫で下ろす。たてられた膝に小首をかしげた彼女の頬がのる。
「つけて、くれませんか…?」
エイトは少しおかしかった。普段だったら馬鹿なこと言うなとつき返せた。
名前もそれを理解していた。いつものおふざけだ。軽く返して流せるはずだった。気づいた時には口が動いていた。
「いいよ」
二つ返事でそう返せば、名前が目を丸くしているのがわかった。
お前が言ったんだろう。
ベッドに乗り、膝を立てて座っている彼女の前にあぐらをかく。伸ばされていた左足を掴んで自分の横へ流す。慌てて手でスカートを押さえるので、その様子を眺めながら右足を掴む。
顔が赤い。視線は忙しなく左右に動いている。なにか言おうとしているが、途切れ途切れで文になることはない。
掴んだ右足を軽く動かし、箱の中からアンクレットを取り出す。手のひらが動くと、くすぐったさに彼女がみじろぐ。
「ん、ついたよ」
「あ、りがとう…ございます」
足から目を上げれば彼女の顔が目に入る。真っ赤に染まった頬。視線はアンクレットに注がれていたが、エイトの視線に気づくと左の方へ流れていった。
可愛らしい様子に思わず笑いがこぼれる。
「照れるなら煽るのやめなよ」
「照れてないです…」
強情だが、そっぽをむいているあたりわかりやすい。横を向いているため、赤くなった耳がよく見える。
「とにかく、危機感は持とうね。名前は可愛いんだから、変に勘違いさせるようなことはしないように」
「そんなんいないですよ」
眉を下げて笑う名前。おこしていた上体が再びベッドに沈む。
危機感を持てと忠告したはずだ。目の前にいる男がよくない感情を抱えているなど、かけらも思っていないのだろう。
安心してくれているのも、信頼してくれるのも嬉しいが、この油断はよろしくない。
「ーーーえ」
ぎしり、とベッドが音を立てる。髪を巻き込まないように両手を顔の横に突き、逃げられないように足の間に片足を入れる。
「危機感、もてっていったよね?」
恥ずかしさから顔を赤くして目線をそらすため、手の甲で頬を撫でる。
「ちゃんと僕の目見て」
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月子 - 続き楽しみにしています(^ω^)ニコニコ (6月17日 14時) (
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安良岡(プロフ) - 匿名さん» ご連絡ありがとうございます。規約を確認し、お知らせのページを削除しました。教えてくださりありがとうございました。 (3月22日 16時) (
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匿名 - 長々と失礼しました。ご確認のほど、よろしくお願いいたします。 (3月22日 9時) (
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匿名 - 運営の規約では、他サイトへの誘導や個人間交流を目的としたアカウントの掲載は制限されているため、このままの状態ですと、作品の削除やアカウントへの対応が行われる可能性もあるため早めに該当箇所の修正または削除をご検討いただくことをおすすめいたします。 (3月22日 9時) (
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匿名 - 突然のご連絡失礼いたします。お知らせの記載内容について少し気になる点があり、ご連絡させていただきました。現在の記載には、外部サイト(pixivやXアカウント)への誘導や、鍵アカウントへのフォロー・パスワード確認を前提とした案内が含まれています。(続く) (3月22日 9時) (
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作者名:安良岡 | 作成日時:2022年10月17日 12時


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