成りきりトリッパー戦闘狂は治らないってよ

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フゥ− 煙草の紫煙を吹き掛けてきた

A『ｹﾎｯ…OK♥と受け取っても？
まぁ 今殺(ヤ)っても面白くなさそうだし…♠
大人しく引いて置くよ♣』



立ち上がった後、盗聴器と発信器はベルモットの座っていた位置付近にあったため回収

次はもう少し成長した彼(ジン)との決闘を想像し恍惚な表情が自然と浮かび上がってしまう

戦いたい衝動を隠すために足早に一飛びして近くにあるビルの屋上に飛び乗り自宅へと目指す




その頃

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『…随分と安い対価で動くのね
デートくらいなら行ってあげたら？ジン』

ベルモットを睨み付け

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『I'm just kidding(冗談よ)』

Aが飛び乗った屋上を見た後、

ジン『ヤツの言ってるデートは殺し合いだ…』

また、新しい煙草を口に咥えマッチで火をつけ

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『まぁ…Crazy magician(クレイジーマジシャン)恐ろしい子ね
私達に牙を向くなんて…』

いつの間にか気付いたウォッカが

ｳｫｯｶ『ピエロはアレで遊んでやがんですよ…
屋上でのあの殺気はそんじゃそこらの野郎が出せるモンじゃなかった…』

ジンはウォッカを見やり

ジン『アジトに戻るぞ…』

ﾍﾞﾙﾓｯﾄ『セーフハウスまでよろしく
女優はしばらく休業…
この日本でのんびりするわ…』



ウォッカの血液を洗い流し
一応、事後報告をするため…

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ 死地へ向かう

ｶﾞﾁｬ 扉が開く

灰原『あら…いらっしゃい
待っていたのよ？貴方には聞きたいことがあったから
聞かせてくれるのよね？』

小さな般若様が立っていた
答えるための言葉は

A『Yes,my princes♠』

某執事漫画みたいな台詞となってしまったが仕方ないだろう

家に入ると阿笠博士と新一も居た

A『やぁ♣
皆 怪我なく帰って来れたんだね♠』

呆れた様な新一が

コナン『バーロー オメェは怪我してんじゃねぇのか？血の臭いがしてっぞ…ったく』

腕にスカーフを乗せ貼ってあったドッキリテクスチャーをはがす

血の固まり始めた痛々しい腕を見せる

阿笠『なんと！？痛くなかったのか！？』

傷を見て慌てる男2人

A『ボクは痛みに鈍くてね♦
血が垂れてないから良いかな…ってね♠』

哀ちゃんは救急箱を持って来ていた

灰原『…貴方のおかげで助かったのも事実よ
全く組織の幹部に1人でハッタリまで使って向かって行くなんて…』

腕の治療をしながら小言を溢す哀ちゃんは相当心配していたのが分かる

A『目に見える傷は治る♦』

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