【刀剣乱舞】元ヤンですが、なにか？４【一期一振】 (ページ24)

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遥「…」

アタシは数日前、政府に連れてこられた。

なんかよくわからん身に覚えの無さすぎる罪を着せられた。

そう、まだ有罪と決まったわけじゃない。

なのに、

遥「なんで牢屋なんだよコノヤローぶっ飛ばすぞ！！」

何だこの雑な対応は。

遥「そのくせベッドはフカフカだしご飯も一周まわってまずいと感じるくらい美味いし高そうだし番犬はトイプードルだし…」

アタシの事なめてんのか政府…

何よりも妙なのは、取り調べがすぐ終わること。

遥「(何かがおかしい)」

どうしてこんなマネをした。

なにか理由があるはず。

アタシに何かしらの容疑がかかっている以外に、アタシを捕まえなければならなかった理由が。

遥「…」

でも、考えても考えても、

遥「…さみしいなぁ」

なぜか一期の顔が浮かぶだけだった。

遥「(考えなきゃいけないのに、寂しさが勝って何も考えられない)」

アタシはこんなに寂しがり屋だっただろうか。

審神者になって、随分変わったようだ。

遥「(はやく帰りたい)」