ほ け ん し つ 。

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新学期、一時間目から早々憂鬱な係り決めがやってきた。





先生「はーい、じゃあ今日はこれから委員会決めまーす」




と、いつも愉快で生徒からも人気がある先生がはいってきた。担任は当たりみたい。





「えー、委員会とかまじめんどい」




と、クラスのあちこちからそんな声が聞こえてくる。









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先生「えーっと、とりあえず保健委員以外は決まったなー」



先生「だれかやってくれる人いないかー？」





やっぱり最後に保健委員会が残る。

なぜって？そんなの単純。保健委員が一番めんどくさいから。他の学校だと人気なのにね？

うちの学校はなぜか保健委員の仕事がすごく多い。





「陸先生がいるのはいいんだけど、、ねえ？」



「それな？まじで仕事多すぎるんだよな〜」





たしかに保健室の青山陸先生は生徒からの人気がすごい。

でも仕事が多いからだれもやりたがらない。
もちろんわたしもやりたくない。

なのに、










壱馬「はーい、先生、神崎がいいとおもいまーす」



『えっ、』



「わたしもさんせー！」(笑)





このひとは川村壱馬。はっきりいってわたしはこのひとが苦手。

なんか一軍ってかんじ。この人がクラスの中心になってると言っても過言ではない。

わたしだって委員会なんか入んないで家帰りたかった！(泣





先生「お！じゃあ神崎！やってくれるか？」



『え、いや、でも、』



「ねーやってよ神崎さん！神崎さんそういうの好きそうじゃん？」(笑)



「たしかに〜(笑)いかにもそういう見た目だし？」



「ちょっと〜言い過ぎ！」(笑)





たしかに、わたしの見た目は地味だ。メガネもかけてるし前髪は目が隠れるほどにまである。

おまけに声も小さいし、言い返せもしない。

まさに、ザ・陰キャ。

押し付けられてもしょうがないのかもしれない。





先生「な？神崎。やってくれないか？」



『、わかりました。』



先生「おぉ！ありがとうな！神崎！」





先生も今年はスムーズに決まって嬉しそうだな。

でも、仕事が多いのはいやだなー、











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先生「はい、じゃあ今日から委員会の集まりがあるから、忘れずにな！」



「「えぇー」」





今日ははやくかえって某名探偵○ナン見るつもりだったのに、、









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