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真っ白で無機質な部屋。
何度来ても、すごく落ち着かない空間。
たぶんここへ来てから、三日は経った気がする。
私は窓もないこの部屋のベッドに、体育座りをして
一点を見つめる。
この部屋で、私の異次元移動の話しの尋問が続き、
何も答えていないとはいえ、正直気が狂いそうだった。
たぶんそれ以外に何もすることがない、何も見るこ
とがないからか、色々なことを考えてしまう時間が
多すぎて、落ち着かない原因の一つかもしれない。
だけど一番の原因は、みんなの安否。
私の中で、みんなとはROWDY SHOUGNとJIGGY
BOYSに増えた。
それぞれが違う場所で、どうなっているのか全然わ
からない。
私がこの世界に戻らなければ、こんなことにならな
かったかもしれないのに…。
いや…でも私は前回、思ったんだ。
何か不思議なことがあっても、それには必ず意味が
あるって。
実際に異次元移動をして、壱馬くんと出会い、一緒
になることができた。
だから今回もきっと、なんらかの意味があるのかも
しれない…。
その時、部屋のスライドドアが開き、隼くんが入っ
てきた。
隼「…ちゃんと食べないと…。」
そう言って、銀色のおぼんに乗った食事をテーブル
に置く。
「…いらない。」
あんなに食べることが好きだったのに、今は全然お
腹が空かない。
食べれても気まぐれで、パンを少しかじるくらいだ。
隼「SherRock(涼太)が心配してるよ？食べなさす
ぎだって…。」
隼くんは椅子に腰掛けて、話し出す。
彼等のタグネームは、ここに来てから会話の中で呼
び合っているのを聞いて覚えた。
「…そんなわけない。利用するために、死なれちゃ
困るだけに決まってる。」
私は体育座りをしている足を、更に引き寄せる。
まるで殻に閉じこもるように。
隼「はぁ…、それだけじゃないのに…。」
そして噂をしていれば、部屋のスライドドアが開き
涼太くんが入ってきた。
涼「A、出かけよう。」
「…はい？」
私は、この人何言ってんの？って顔で見る。
隼「えっ、どこへ？」
涼「デートだよ、デート。」
隼「おぉ〜！」
「行かない…。行く意味がわからないし、行く理由
もない…。」
また何かを企んでるに違いない。
私の頭はそれでいっぱいだった。
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みそじ(プロフ) - miyuさん» コメントありがとうございます！お答えしたいところなのですが、気長に更新を待っていてくださると嬉しいです（ ; ; ）私も早く更新できるよう努めますね（ ; ; ） (2019年7月22日 22時) (
レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - ROWDYの皆さんは助かったけど､JIGGYの皆さんはどうなるのか気になります！嘉将くんたちはどうなるのでしょうか？あと今後Astro9の皆さんは出てくるのでしょうか…？ (2019年7月22日 13時) (レス) id: 7aced33e2c (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます！更新遅いですが、飽きずに見に来て頂けると嬉しいです！ (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - アリサさん» コメントありがとうございます！楽しんで頂けて嬉しいです(^^)最近バリボも片足ハマりかけてるので、お話し作れたらなって思ってます！ (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - なんか気になったので続きが見たいです (2019年7月20日 0時) (レス) id: 454e79f10d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みそじ
| 作成日時：2019年7月7日 14時
