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涼「そういえばYukiはAに好意を

抱いていると。」



「そんなこと…、」



サラ「アンタがここにいた時の話を聞いて、大好き

な壱馬くんが心配してたよ〜?YukiはAが好きな

のかもしれないって。」





ふっと笑いながら、タバコを床に捨てて高いヒール

の靴で踏む。




そんなわけない…。


だって嘉将くんは…、




サラ「だけどYukiには、LUPUSはこの女のことは遊

びだと思うって吹き込んだら、まんまと信じて

さ〜。」




アハハハッと、笑いながら言う彼女に、怒りしかこ

み上げてこない。





竜「てめぇ、そういう人の気持ちを利用すんじゃね

ーよ!!」



力「惚れた弱みにつけこみやがって!!」




竜太くんと力也くんは激しく抵抗しながら、叫んだ。






涼「だからきっとYukiは、懸賞金目当てというより

も、サラとLUPUSの一場面を見て傷つけられた

Aのために、あの場所をめちゃくちゃにしたんだ

ろうね。」




「嘉将くん…。」



嘉将くんを見れば、私と目線を合わさずに下を向い

て、何も言ってこない。





でも、私のことを好きとかっていうのは置いておい

て、優しい彼のことなら、そんな風に思ってくれる

のは強ち間違いじゃないのかもしれない。





改めて聞いて思う。





私たちは見えない所で、完全に涼太くんたちの手の

中で転がされていたんだと。





涼「サラ、そしたらもうこっちは用済みだ。LUPUS

たちにこの場所を教えに行って。」





オッケー、と軽い返事をした後、私に近寄り耳元で

言われる。



サラ「アンタのダーリンとのキス、最っ高だっ

た。」



「っ!!」



パンッ!




私は反射的に、サラさんの頬を引っ叩いていた。



怒りで息遣いが荒くなる。


こんなこと、初めてだ。





サラ「なにすんのよ!!」




サラさんが私に掴みかかろうとしてきたけれど、間

に入ってきた涼太くんに寄って、それは阻止される。




涼「サラ、もういいから行け。」



サラ「っ…、どいつもこいつもこの女のことばっか

り…。」




そしてサラさんは私を最後にキッと睨み、カツカツ

とヒールの音を響かせて、出て行った。





涼「さぁ、もうこいつらを連れてってください。じ

きにAがここにいると思ってLUPUSたちが来

る。」





すると特殊部隊の人たちは、抵抗する嘉将くんたち

を引きずるように連れて行こうとする。

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設定タグ:川村壱馬 , THERAMPAGE , battleoftokyo   
作品ジャンル:恋愛
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みそじ(プロフ) - miyuさん» コメントありがとうございます!お答えしたいところなのですが、気長に更新を待っていてくださると嬉しいです( ; ; )私も早く更新できるよう努めますね( ; ; ) (2019年7月22日 22時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
miyu(プロフ) - ROWDYの皆さんは助かったけど、JIGGYの皆さんはどうなるのか気になります!嘉将くんたちはどうなるのでしょうか?あと今後Astro9の皆さんは出てくるのでしょうか…? (2019年7月22日 13時) (レス) id: 7aced33e2c (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - あおいさん» コメントありがとうございます!更新遅いですが、飽きずに見に来て頂けると嬉しいです! (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - アリサさん» コメントありがとうございます!楽しんで頂けて嬉しいです(^^)最近バリボも片足ハマりかけてるので、お話し作れたらなって思ってます! (2019年7月21日 9時) (レス) id: 0885410a1b (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - なんか気になったので続きが見たいです (2019年7月20日 0時) (レス) id: 454e79f10d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:みそじ | 作成日時:2019年7月7日 14時

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