おまけ1 ページ1
マネ「…で、またやって頂けますかね?」
「私で良ければもちろんです!」
いま私とマネージャーさんは、誰もいないシェアハ
ウスのダイニングテーブルで向き合って座る。
マネ「ご連絡遅れてしまって本当に申し訳なかった
です!荷物もまとめてしまったのに…。」
「そんな大した量ないですから、気になさらないで
ください。」
そうなんです。
みなさんもご察しの通り、私はこのシェアハウスに
出戻りすることになりました!
というのも、壱馬くんたちのいるランページの後輩
にあたるえーっと…なんだっけ、バリスティックボ
ーイズとかいう子たちが今度はここに住むことにな
り、ランページのみんなが、それなら私が適任だと
勧めてくれたみたいで、契約続行となったのだ。
だけど、私がここに残ることを唯一、反対した人が2
名いる。
言うまでもないんですが…はい、壱馬くんと北ちゃ
んです…。
マネ「じゃぁ今日からバリボのマネージャーに引
き継いでおきますので、よろしくお願いします。」
「はい!こちらこそ、よろしくお願いします。」
マネージャーさんを玄関で送り出してリビングに戻
ると、携帯が震える。
「もしもし?」
壱 ー俺やけどー
「オレオレ詐欺ですか。笑」
壱 ーちゃうわ!もうバリボ来た?ー
「まだだよ〜、今日の夜からみたい。」
壱 ー俺も行くわー
「えっ?!なんで?!」
壱 ーえ?色々心配やからー
「大丈夫だよ!もう男の子に偏見ないし。」
壱 ーいやそれがアカン言うてんの!とりあえず行くからー
慎 ー壱馬さん昨日も会ったばっかりじゃないです
か、Aさんとー
慎くんのあきれた声が聞こえて私は思わず吹き出す。
壱 ーええねん、回数の問題ちゃうやろ。ってちょっ
北人!ー
北 ーAさん?!もしもし?!会いたいよー!ー
「北ちゃん、久しぶり!ちゃんと食べなきゃダメだ
よ〜。」
北 ーうん、だからシェアハウスに通うね!ー
「えっ…?」
壱 ー俺がいま電話してんの!ー
北 ーいいじゃん、ちょっとくらいー
また二人がごちゃごちゃ言い合って、更にそれに翔
平くんのふざけた声が加わったので、
「じゃ、切りまーす。」
と、私は電話を切った。
その後、すぐに今日から来る新入りくんたちのため
に部屋の掃除を始めたので、壱馬くんから何件も電
話があったと気付くのはそれからだいぶ先のお話。
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みそじ(プロフ) - まりさん» コメントありがとうございます!何件かおまけのリクエスト頂いてるので、いつか更新できるよう努めます!( ; ; ) (2020年4月9日 17時) (レス) id: c7b35b47f5 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - 初めましてm(_ _)mとても面白い小説で一気読みしました★おまけまだまだ見たいです(*^^*) (2020年4月9日 14時) (レス) id: 8880343cfd (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - 吉 野 み ゆさん» こちらにもコメントありがとうございます!番外編…いつか更新できたらと思っていますのでその時はぜひ覗きに来てください( ; ; ) (2020年4月8日 12時) (レス) id: c7b35b47f5 (このIDを非表示/違反報告)
吉 野 み ゆ - 完結おめでとうございます!!!!やっぱり最後壱馬と主人公がくっ付いてめっちゃ嬉しいです、もしでしたら番外編で壱馬とのstory書いて欲しいです!!!! (2020年4月7日 15時) (レス) id: 9f418f690e (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます!楽しんで頂けて良かったです!続き…検討します!笑 (2020年3月21日 17時) (レス) id: 85019bf755 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みそじ | 作成日時:2019年6月26日 0時