３１ ページ31
「では、こちらでお待ちください。」
ファン1「ヤバイヤバイ！まじで緊張するー！」
ファン2「どうしよう！手が震える！」
無事にライブも終わり、抽選で選ばれたファンの方
たちとメンバーがバックステージで写真撮影をす
る、通称バクステ。
うんうん、その緊張感わかるわかる！
みんな群を抜いてカッコイイし、オーラ半端ないし
で、私も最初の頃は毎日緊張でおかしくなりそうだ
ったんだから！
って、順番待ちのファンの子たちに思わず言ってし
まいそうだった。
キャッキャッするそのファンの子達が、下手したら
自分より一回り歳が下なんじゃないかと思うと、可
愛くて微笑ましかった。
順番が来ると、好きなメンバーの隣で写真が撮れる。
ファン1「壱馬くん…です…グズッ」
ファン2「北人くんお願いします！」
わ！壱馬さんご指名の子泣いちゃった！！
私は思わずハンカチを取り出し、その子に渡した。
「大丈夫？感動したら泣けちゃいますよね。これ使って。」
ファン1「ありがとうございます〜泣」
北「やっさし〜！」
北人さんはからかい気味だったから、早く定位置に
立ってください！と促した。
写真撮影も終わり、泣いちゃった壱馬さんファンの子が、
ファン1「大好きです。ずっと大好き。泣」
と、また泣きがぶり返しそうになりながらも壱馬さ
んに気持ちを伝えた。
壱「ありがとうございます！」
壱馬さんはたまに見せるあの優しい笑顔で答える。
ズキッ
ん？あれ？ズキ？
なんか胸がズキッてなったぞ？
いやいや！ダメダメ！ないない！！
私は必死にその痛みに知らん顔をした。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 258人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「THERAMPAGE」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みそじ(プロフ) - rmpgLoveさん» ご指摘、ありがとうございます。訂正しました。 (2019年4月5日 1時) (
レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
rmpgLove(プロフ) - 慎が誠になってます (2019年4月4日 19時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - Miyuuさん» コメントありがとうございます！誤字脱字も多く、更新も遅いですがまた見に来てください！ (2019年4月4日 19時) (レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - ayakaさん» ご指摘ありがとうございます。訂正しました。 (2019年4月4日 19時) (レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
ayaka(プロフ) - 北人くんの漢字間違ってますよ (2019年4月4日 11時) (レス) id: a2a17246e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みそじ
| 作成日時：2019年3月30日 1時
