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次の日なんとかスケジュール通りに
現地に到着でき、会場入りができた。
各自、ウォーミングアップや発声練習が終わり
いよいよ本番。
L「っしゃぁ!!今日も楽しんで行きましょう!」
ラ「「「はい!!」」」
みんながゾロゾロとバックステージへ向かう。
私は彼等の背中に向かって、今日も成功しますよ
うにと心の中で願った。
バックステージに着く直前、壱馬さんが振り返り駆
け寄ってきた。
「どうしました?!何か不具合とかありました?!」
「いや…そうじゃなくて、ライブ最後まで見ててっ
て言いに来ただけっす。」
「もちろんです!目を離さずずっと見てますから安
心してファンの方を楽しませてきてください!」
と私はガッツポーズをした。
「ほんと鈍感。笑」
壱馬さんはフッと笑う。
「え?鈍感?」
その時、いつのまにか北人さんが
壱馬さんの肩に手を回して、
北「俺のこともしっかり見ててくださいよ!壱馬だ
けじゃなくて。」
と言ってきたもんだから、
「誰か1人だけじゃなくて、ちゃんとみんなのこと見ます!」
と私は慌て訂正した。
その後すぐ、彼らはスタッフに連れられてステージ
上の各ポジションへと消えて行った。
バックステージでも聞こえる、待ってましたと言わ
んばかりのファンの方々の大歓声。
公演中は、一人一人が本当に輝いていた。
文字通り、一人一人が生き生きしていて、この日の
ため、ファンの方たちのために一生懸命な姿がキラ
キラと輝いている。
私が彼等と同じ年齢の時は、敷かれたレールの上に
いただけ。
こんなに明確な目標を持って、一生懸命にならなかったなぁ。
輝かしい未来のあるみんなの姿をステージ裏のモニ
ターを通して見ていて、自分もこれから後悔のない
よう頑張らなきゃなと考えさせられた。
マネ「よし、順調だね。
朝からずっと走りっぱなしだったよね?ここは俺が
見ておくから、少し休憩してきてもいいよ。」
「いえ!みんなの姿を目に焼き付けておきたいので
大丈夫です!!」
マネ「あ…そう?笑」
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みそじ(プロフ) - rmpgLoveさん» ご指摘、ありがとうございます。訂正しました。 (2019年4月5日 1時) (レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
rmpgLove(プロフ) - 慎が誠になってます (2019年4月4日 19時) (レス) id: f88f61b843 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - Miyuuさん» コメントありがとうございます!誤字脱字も多く、更新も遅いですがまた見に来てください! (2019年4月4日 19時) (レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
みそじ(プロフ) - ayakaさん» ご指摘ありがとうございます。訂正しました。 (2019年4月4日 19時) (レス) id: b3f4b0ef08 (このIDを非表示/違反報告)
ayaka(プロフ) - 北人くんの漢字間違ってますよ (2019年4月4日 11時) (レス) id: a2a17246e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みそじ | 作成日時:2019年3月30日 1時