. ページ23
.
『…送ってくれるのはいいけど、私の家どこか知らないでしょ？』
JH「どうせここら辺だろ」
『適当だな…』
ジェヒョンはバイクを走らせて、何とか私の家まで送ってくれた。
背中に捕まっている間、何故かオッパと二人乗りした時のような安心感があった。
『送ってくれてありがとう』
JH「これくらいの距離なら毎日送ってやる」
『別にいいのに…』
JH「俺ん家もすぐそこだし、遠慮すんな」
そう言って、暫くの沈黙が流れる。
…ああ、この流れって、
『…お茶でも、』
JH「そう来なくっちゃ」
.
私の家に上がったジェヒョン。
いつもの自分の空間に兄以外の存在がいるのは、何だか変な感じがする。
JH「一人暮らし？」
『オッパと二人で暮らしてたけど、旅出てからは一人で』
JH「へえ、なるほど」
私がお茶を用意していると、飾られた写真たちを見て、最強の兄妹も可愛い時期があったんだなあ、なんて幼少期の写真を手に取った。
『…オッパはいつも強かった、喧嘩が強くなる前も、中身がね』
JH「なんか、ぽいわ」
『ふふっ、私の事すっごく可愛がってくれて、いつも守ってくれたの』
私がクラスの子に虐められて、そしたらオッパがクラスに乗り込んできて、妹虐めたの誰だ！って…ボコボコにしてたなあ…
それから間もなくしてかっこいいオッパみたいに私も強くなりたいって言って、そこからたくさん鍛え上げてくれた。
『オッパ無くして私は無いんだ』
JH「いい兄妹だね」
『ジェヒョンは？』
JH「俺は一人っ子だから」
お茶を持ってテーブルに置く。
いつもオッパが座っていたところにジェヒョンが座った。
.
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 917人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょんぽむ(プロフ) - koaさん» わ〜嬉しいです…！なかなか更新頻度安定しなくてごめんなさい😭第二章も既に準備進んでいるので、楽しみにしてくださると嬉しいです！嬉しいお言葉ありがとうございます🥺💚 (2023年4月9日 18時) (
レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
koa(プロフ) - リアルにえっ、って声出ました笑ジョンウちゃんあなたそっちの人間なの😳たまーに気が向いた時でいいので更新していってくださったら嬉しいです🩷本当にお話書くの上手ですね！ (2023年4月7日 23時) (レス) @page48 id: 1395fa2c8e (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - 来世はインジュン嫁さん» わー嬉しいです😭💚これから謎がどんどん解明されてくので楽しみにしてくださると嬉しいです…！他の作品も読んで頂きありがとうございます💕 (2023年3月30日 16時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
来世はインジュン嫁(プロフ) - 初コメ失礼します！本当にこのお話最高すぎます…Vとの今後の関わりも気になるしマクがやられた正体も気になる…他の作品も更新待っているので頑張ってください💓 (2023年3月23日 23時) (レス) id: 7a49e70698 (このIDを非表示/違反報告)
ちょんぽむ(プロフ) - ﾃﾖﾖさん» 嬉しいです…！更新遅くなりますが、ぜひお付き合い下さい😭💚他の作品も楽しんでいただけて嬉しいです…！！ (2023年2月14日 18時) (レス) id: d126820032 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょんぽむ
| 作成日時：2023年1月27日 21時
