新人歌い手なのに有名になっちゃった？！【3】

第75話 ページ2

Aside

さ｢ん？用事はないけど…

一個質問する。
もしかして、男の人怖い？メンバーのことも｣

え？

『…バレてたの？』

さ｢うん…。メンバーと話してる時に顔がちょっと引きつってたし、たどたどしかったから…｣

そうだったんだ…
ちゃんと隠せてたと思ってたのにな…‪w

『実は、大丈夫だと思ってたんだけど男の人達が怖くてｯ…』

話してると泣きそうになった…

自分が情けなくて…

さ｢俺のことも…怖い？｣

そういえば、お兄ちゃんのことは怖いとは思わないな…
逆に安心する…

『ううん…お兄ちゃんのことは怖くない。
逆に安心するんだ。』

さ｢そっか…｣

？なんか落ち込んでる…？

さ｢それはさ…俺のこと男だと思ってないってこと…？｣

『！そーゆー事じゃないよ！
多分、お兄ちゃん、いつも助けてくれるし、優しいから！お兄ちゃんは変なことしてこないって信じてるもん！
あ、メンバーのことを信じてないわけやないよ？』

さ｢！そっか｣

そう、メンバーのことを信じてないわけじゃないんだよ…
でも、怖いって感じちゃうの…

どうしたらいいんだよぉ…

さ｢A、メンバーに言う？言わない？｣

『メンバー、に？』

さ｢うん、何があったか。
言わなかったら言わなかったで怒られるぞ‪w？
それに状況も言わなきゃ、心配するだろうし、不安になる。それにAにもストレスになったら嫌だし。｣

…お兄ちゃんのこと好きだなぁ。

『うん、言う。』

そう答えるとお兄ちゃんは微笑んだ

さ｢了解。今から呼ぶ？｣

今からは心の準備？ができてない

『明日じゃ…ダメ？』

さ｢ううん、いいよ｣

『ありがとう』(つ･ω･(-ω-*)

さ｢！…///｣

『お兄ちゃん、大好き。』

さ｢！…それは、恋愛として‪w？｣

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『うん』

さ｢？！？！｣

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