大吾side ページ14
しばらくの間沈黙が続いた。
丈｢恭平は今パニックやから
俺が代わりに説明するな？
謙杜が…悪性リンパ腫っていう
ガンみたいな病気らしいんや。
明日、また話聞きに行かなあかん。｣
高橋は下を向いたままやし、
はっすんは今にも泣きそうな顔で。
丈くんやって、冷静な振りしてるけど、
爪がくい込むほど手に力が入っとる。
大｢細かいことは…まだ分からないんですよね。｣
丈｢おう。
明日、ここに居る4人で聞きに行こうと思っとる。｣
誰もなにも言えない。
そんな感じの空気で。
今まで感じたことの無い重い空気。
そんな空気を打ち破ったのは意外にも高橋やった。
恭｢あの…このこと流星くんとかみっちーには
言わないでおきたい…です。
メンバーとして言った方がいいのはわかってます。
でも…まだこんなに重いこと背負わせるには…
若すぎる気がするんです。
だめ…ですか？｣
高橋が関西ジャニーズに入ってきた頃、
同期の中ではお兄さんやったけど、
やっぱり子供な部分があって、頼りなくて。
でも、今は違う。年下のことを考えられる。
高橋だってまだ20歳になっとらんのに、
大きくなったと感じる。
今の高橋なら、信じられる。
大｢そうやね。俺たちだけでなんとかしよう。
2人にはまだ何も気にせず笑っとって欲しい。｣
そう言うと、はっすんと丈くんは
言葉を交わさぬまま頷いた。
※まだ恭平が20歳になっていない頃の話です！
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望月笑陽(プロフ) - はじめまして〜！いつもいつも遅くなってしまって、すみません！！私も書きながら、すごく悲しくなってきました…( > <。)更新遅いですが、よければ最後までよろしくお願いしますっ！ (2021年4月8日 17時) (
レス) id: a94e6d0054 (このIDを非表示/違反報告)
さゆり(プロフ) - 初めまして(*^^*)更新ありがとうございます！これから先最終的にはバッドエンドになってしまうと考えたら悲しいですが、、（ ; ; ） 更新楽しみにしてます！ (2021年4月6日 21時) (レス) id: 52d52245cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：望月笑陽 | 作成日時：2021年2月15日 20時
