店員さん目線で考えるとクレーマーも身に染みるはず ページ8
ガチのメイド服らしくスカートの丈は膝上でかなり短い。
そしてフリフリ。
『これ結構恥ずいんだけど。え、みんな平気なわけ!?あたしだけ…?』
「うん、まぁ……でもみんな同じ格好やからわりと目立たないから大丈夫!!!」
お茶子…あんたは似合ってるからいーさ。
あ。勝己……。は_____
『ぶははははははは!!!!タキシード似合ってねぇ!!!!!ヤンキーのくせにかしこまってる感凄いんだけど!!!』
「てめェ……!!そういうてめェも鏡見てこいクソがァ!!!!」
『あっそ。最初からこんなのあたしに似合うと思ってねーよ。』
「…………。てめぇはなんでも似合うわクソが」
そっぽを向いて頬が赤くなる。
あ。ツン??これが噂のツンデレのツン??
『ツンツンツンツンツン』
「頭イカれたんじゃねェかてめぇ」
ーーーーーーーーーーー
〜開店〜
と同時に女子の集団が流れ込んでくる。
「轟くん!注文したいです!♡」
「あ、あぁ。」
「轟先輩!握手してくださいっ////」
うわ。。ハーレムじゃん轟。
女をもて遊ぶにはまだ早いよ坊ちゃん。
「Aちゃん。大丈夫?いつもより変よ。ケロッ」
「あ!あれがミスコン準優勝の子…!!」
「うっわ、美人〜!おれ声掛けよっかな」
「きたきた!Aにつられてきた客が!」
「Aちゃ〜ん!握手してよ〜」
『いや無理。アルコール除菌してから出直せ。』
「え。」
「ちょっとぉぉおおおお!お客さんだよ、Aちゃん!いくら手汗ひどいからってそんなこと言ったら傷つくよ!!」
「え……泣」
いや、葉隠ちゃん。あんたのほうがディスってるぞ。
客、泣きそうになってるぞ。
『てかあたしいつになったら、めし食えんの…』
むり…しぬ…
『あぁぁ!!これ以上は死ぬああ!!!』
「わかったわかった!購買でなんか買ってきてあげるからおちついて!?」
一方__________、
「さっさと注文しやがれクソがァ!!」
「んだよ、この店員!!態度うぜえ!!」
「ああああああ!すいません!!かっちゃん!まずいよ、落ち着いて…」
「んだよクソナードが!!」
あっちも嵐だな
ーーーーーーーーーーーーーー
こうして2年A組は
学校内で売上が1番多かった。
だだ、苦情も1番多かった。
ツンデレ彼氏のかわいい悩み。→←ミスコンのわりにはあんまり……って人が割といる。
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作者名:こみ | 作者ホームページ:http://misaenovel
作成日時:2020年1月15日 21時