悪役でも美人は必要 ページ3
『はぁ?あたしがお妃役??』
「美人だし、口悪いし、The悪役ってことで!!」
それ地味にディスられてるよな、あたし。
「あとは小人だけど…小人ならいけるだろ!?爆豪」
『切島〜、勝己はぜったい小人より狩人っしょ』
「あ〜たしかに!爆豪くんは狩人だね!」
「狩人?そんな役あるのか?」
『お妃様は、自分より美しい白雪姫にむかついて、
狩人に白雪姫を殺すように命令すんの。
でも狩人は白雪姫に惚れて殺せなかったんだよたしか。』
「いいのか??爆豪が八百万に惚れちまうってことだろ??」
「あ゛ぁ!?ふざけんじゃねェ!!!!」
『演技だろバカ。ガチで惚れるわけじゃねーんだし、いーじゃん』
「チッ。やりゃあいーんだろやりゃあ!!」
『さすが勝己様♡かっこいい♡』
「きめぇこというんじゃねェ!!しねェ!」
『ひっど〜い♡ってんだとゴラ』
「落ち着つかないか!きみたち!!とりあえず役一覧を配るぞ!」
〜役一覧〜
白雪〇 八百万
王子 轟
お妃 A
狩人 爆豪
小人 緑谷・麗日・蛙吹・峰田・
耳郎・芦戸・上鳴
ナレーション 飯田
『切島は?』
「おれはこーゆーの向かねぇからなぁ〜、力仕事でもするわ!」
「あとのひとは証明や、飾り移動担当だ!!」
みんな練習を始めようとしたその時_______
ガラガラと、
突然教室のドアが開けられ、みんなの注目がいく。
「すいません、生徒会のものですが。月城Aさんはいらっしゃいますか??」
『あたしですけど……』
「文化祭でのミスコンであなたのエントリーが決まりました。これ詳細です。」
は??
『いや、エントリーしてないです。』
「いえ、我々がエントリーしておきましたので。」
ワレワレガ エントリーシテオキマシタノデ??
『なに勝手にやってんすか!え、ちょっと!』
そのまま生徒会のやつは無視してでていった。
エントリー者への連絡。
○月✕日 午後1時から、○○ステージ裏にて集合。
化粧、服装などは全ておまかせ致します。
ビリビリ
…………あたしは無言でプリントを破り捨てた。
男子って劇とか真面目にやらないけどやらないんじゃなくて恥ずかしいだけ。→←劇とかで、誰もいないなら私が主役してもいいよ。とかいって内心バリバリしたいと思ってるやついるよね。
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作者名:こみ | 作者ホームページ:http://misaenovel
作成日時:2020年1月15日 21時