爆豪勝己の暴言日記カップル編 (ページ17)

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歯を磨いてからしようページ17

「おい。」

「なんで消した」

『いや、お前にはこれはまだ早い。子供は見ちゃダメ』

「誰がガキだゴラ！！」

ふっつークリスマスにこんなん流すか？家族でテレビとかみるっしょ。幸せぶち壊したいのかテレビ局は。

「てめぇはあれみてどー思うんだよ」

『え、いや愛を築き上げてるなーって…。』

「…………」

あ、今の感想ダメだったか。

『いや、ロマンチックでいいな～って(棒)』

『いやなんでそんな』

『んっ……!?』

唐突に、唇を勝己の唇にふさがれる。手で後頭部を押さえられてるから離れられない。

ちょいちょい苦しい苦しい。息できない。鼻息頑張って止めてんだよ！荒くなるから。死ぬ

『ぷは…っぁ』

『ああ゛～死ぬかと思った。おまえなあ！！』

「これでおれがガキじゃねーのがわかったかクソが」

『歯磨いてからしたかったわ』

「ほんとロマンスの欠片もねぇなてめぇは。」

『いきなり不意打ちでしてくるほーが悪いっての』

「ほらよ。」

そう言ってぶっきらぼうに小さな箱を投げる。
開けてみるとあんまり飾りもない、でも綺麗でお上品なイヤリング。

あ、あたし用意してないんだけど。やべ

『勝己よ～、ありがたいけど、あたしこーゆーのはつけたことないってゆーか、つけないってゆーか』

「つけろ。」

『命令形か』

『あたしお返し今度でいー？』

「いらねぇ。さっきのがプレゼントでいーわ」

赤くなった頬を隠すようにそっぽを向く勝己

『かっこつけんなってホントはほしーくせに』

「いらねぇっつってんだろーが！！！」

は。あとで欲しくなっても知らねーからな。