爆豪勝己ってやつの暴言日記。 (ページ50)

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感動シーンかと思ったら…… ページ50

～A視点～

1週間後。

あたしの目的は果たした。除籍にはなるかもだけど、悔いはない。

すると突然隠れ家の壁が爆撃される。

やっと来たか。

瀬呂が個性であたしをぐる巻にし、引き寄せられる。

「ナイス！セロハン！！」

そしてお茶子の個性でみんな無重力にされて、
峰田のもぎもぎでみんなの体をくっつけて
飯田が持ち上げ、爆速でその場から逃げる。

「ねぇ。裏切ったの……？？」

『悪りーな。裏切りは女のアクセサリーよ。って、
どこぞの峰不〇子が言ってたもんでね。』

そして、隠れ家は囲んでいたプロヒーローたちに
一気に攻撃された。

ひとまず離れたところで、みんなに聞く。

『みんな、どうやって分かったわけ？』

「一週間前てめぇが言ったことだろーがよ」

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～1週間前～

「僕気づいたんだ。」

「あぁ。俺もな」

「え？どういうこと？？」

「たぶん、Aさんは、何かをする気だと思う。「まだ」ほっといて、「またな」って言葉。あとあのシーってやつ。なんか目的があるんじゃないかな？？」

「なるほど…ならば今はそっとしてくれということか」

「とりあえず、なにか行動を起こすはず。それまで待とう」

「ﾁｯ。こっちみんじゃねェ！わかってんだよ！！」

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「そしたら今日の朝、オールマイトが朗報を言ってきたよ。」

「新たに脳無が生産されている場所が匿名で通報されてプロヒーローたちが壊したんだ。」

「てめぇはヴィランに脅されて入ったが、それを利用して奴らの情報を匿名でプロヒーローに流したんだろバレバレだわ！！！」

『正解。』

そのとき。

パシｯ……と頬に痛みが走る。

勝己……

「てめぇは自分が何をしたかわかってんのか。」

『…………悪かった。』

「どんだけ……心配したと思って…んだ。」

……！！

ずっと目をそらしていたが、見ると、
勝己は歯を食いしばって大粒の涙を流していた。

そんで、あたしを思いっきり抱きしめた。
骨が折れそうなくらい、抱きしめてきた。

「てめぇ、次約束破ったら殺すからなァ！！」

『あぁ。もう離れねーから泣くのやめろよ』

『あとひとつ言っていいか。鼻水汚ぇ。』

「やっぱしねてめェ！！」

お付き合いありがとうございました！
続編もぜひ読んでください！
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