爆豪勝己ってやつの暴言日記。 (ページ38)

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放課後の2人だけの教室はThe青春ページ38

その日の放課後、あたしは爆豪を呼び出した。
正直来るとは思わなかったが、あいつは素直に屋上にきた。

『爆豪。あたしさ。』

「まだやめてなかったのかてめぇは」

『あたしは…あたしは……っ！！自分で自分の身は守れるくらい強くなる！！！』

『だから、あたしのことは、心配しなくていいから！！』

泣き声で叫んだ。恥ずかしかったけど、その時だけはプライドは捨てた。

だから。ヒーローだけは辞めたくない。

「この前、てめぇそれでどんな目にあった。死にかけてたんだぞてめぇは！！！」

『だからなんだよ！！！てめぇに関係ないっつの！！』

『あっ………。ごめん。言いすぎた。ごめん』

爆豪が、背中を向ける。

「なら勝手にしろクソが！！」

地面に吐き捨てるように爆豪は怒鳴った。びっくりして思わず肩が飛び上がる。

あたし、なんてこと言ったんだろ。せっかく心配してくれたのに。

「そのかわり俺の傍から離れんじゃねぇ。わかったかクソ女！！！」

は？？

「おまえが遠くにいたらおれは守れねぇだろーが。」

『ごめん、意味わかんねえ』

「だから！！！！俺が守ってやるからてめぇは俺のそばから離れんじゃねェ！！！いいな！！」

『え、あ、あんがと……？？』

そのまま爆豪は教室のドアを乱暴にしめてでていった。

…………。は？？

はあああああ！？！？