いつのまにか悪女になってた【歌い手】

4話 ページ5

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「おー、つっきー」

つっきー?

「ねえくろちゃん、その子達は?」

つっきー(?)がくろちゃんにそう言う。

「黒髪で美人さんなほうがAで、茶髪で可愛いほうが親友名前!あ、二人とも、つっきーは、天宮翔太って名前で、わしの友達!」

くろちゃんはそう言うとニカッと笑った。

「えぇっと〜、Aちゃんと、親友名前ちゃん、よろしくね!」

天宮君もくろちゃんみたいにニカッと笑った。
いやー、天宮君も整った顔してるね。

「あ、よろしくお願いします」
「よろしくお願いします」

私と親友名前が言う。

「敬語じゃなくていいのに〜、あ、もう遅れそうだし行くね。バイバイ、くろちゃんと、Aちゃんと、親友名前ちゃん」

天宮君はそう言うと二年の教室のほうに言った。
あの人も二年か。

「あ、あと少しでチャイム鳴るよ。行こう」
「うぃー」
「二人とももう食べとったん!?ちょ、待ってぇぇ!!??」

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