-base-俺が立つべき場所 3

痛み止め ページ13

―――翌朝

　寝ぼけてボーっとしていたこともあり、脚のことを忘れてベッドから普通に降りてしまった・・・

　「＊≪＠&≧＃！％￥・・・っぁ、はぁ・・・はぁ・・・」

　思わず悲鳴をあげてしまった。

　尋常じゃない痛みが電気のように身体中を走った。

　「あー・・・忘れてた・・・」

　テーピングを外し、湿布を貼って寝ていた
脚は昨日より腫れている。

　「嘘だろ・・・？」

　今日はデーゲームであるため、朝一で病院へ。

　検査した結果、捻挫ではあるが、結構ひどいらしい。

　医者に懇願し、痛みどめの注射を打ってもらい、薬も処方してもらった。

　サポーターと包帯で固定してもらった。

　「勝っても負けても、試合が終わったらすぐに来てくださいね？」

　「はぃ・・・」

　家をでる直前まで冷やしていた。

　痛みどめの注射のおかげで、全くとは言わないまでも、ずいぶん痛みが和らいでいる。

　これならなんとか・・・！！

　「タク、脚はどうだ？ 病院行ってきたか？」


　「あ、監督！こんにちは＾＾ 病院には行きましたよ(^_^)」
　

　「で？」

　「やっぱり軽い捻挫らしいです、でも今日は朝から痛みも引いてるし大丈夫そうです(*´∀｀*)」

　「本当にいける・・・のか？」

　「はい、もちろん！！」

　軽くジャンプして大丈夫であることを示す。

　「まぁ今日が最後だからな！ まかせたぞ(｀・ω・)」

　「はい！」

痛みとの闘い→←明日へ

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す