必要か不必要か早く決めろや！1【あんスタ】

49話 ページ50

司「いつもなんとかなると大雑把に過ごして来た(人2)さんが、初めて勝負を仕掛けたんですよね！

これはもうchanceです！

ここで(人2)さんの才能を伝えるんです！」

別に勝負を仕掛けた訳ではないが、なんか喜んでるし、私は褒めてもらえたし、いいか
最初悪口に近いこと言ってたけど…

桃李「なに騒いでるの？司はもっと高貴に過ごせないの？」

声が聞こえた方を見ると桃李くんがいた

久しぶりに女子ぐらいの身長の子を見た
脊髄反射で小さいと声に出してしまいそうになる

桃李くんは私の方を向き、近づいてくる


桃李「おまえももっと高貴...いや、常識的に過ごせないの？自分から約束したこと破るなんて」

人間が生きる上で身につける能力が備わってないってこと？

....正論すぎてなにも言い返せない

『今日はその事を謝りに来たの。謝るの遅くてごめん。そして本当にすみませんでした』

まだ休み時間でワイワイしてる廊下で思いっきり頭を下げる
すると一気に静かになった

桃李「べ、別にそんな怒ってないし！期待なんて元からしてないから...恥ずかしいから早く頭を上げて！！」

そう聞こえ、すぐに頭を上げる
本当は謝ってもまだ足りないぐらいには、やらかした気持ちでいっぱいだ

次のfineのプロデュースはレベルの高いものにして、桃李くんにはお詫びに何かをプレゼントしよう

それより、司くんからの視線がすごい
絶対に忘れたことに対してキレてるよな

また後でちゃんと事情を話すから、そんな目で見ないでくれ


なぜ私には主人公補正がかからないのだろう
謝ってばかりだ

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あけましておめでとうございます
どんぐり拾いたいです！

続編に向かいます
たくさんのお気に入り登録ありがとうございます！
続編も是非見てください！

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