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第253話🦇大乱闘in談話室 ページ14

*ミラ side*

「あ、シャオロンとウツやん……って、何してんのアイツら?」

トントン、ゾムと共にシャオ&ウツを捜していたアタシは、談話室にて2人を見つけた。なぜかリードくんも混ざって大乱闘やってたけど。

なんか3人とも、知らん女の名前連呼してる……怖。←

「なぁなぁ、アレってアタシが乱入してもええやつかな??」

「やめてください死んでしまいます」

冗談混じりに言うと、トントンに真顔で止められた。そんな、ヒトを殺悪魔(じん)鬼みたいに言わんでも……。

「えー、乱入ダメなん? 楽しそうやったのに……」

「ダメですねぇ」

どうやらゾムも乱入したかったらしいが、トントン(オカン)に止められたため断念した。

「しゃーないなぁ……おーいお三方。いったい何で揉めてはるの?」

アタシが声をかけると、3人はようやくアタシたちに気付いたようにピタリと止まった。

「あッ、ミラちゃんと野郎共!」

「誰が野郎共や」

トントンがウツに鋭くツッコむのを横目に、アタシはリードくんが手に持っているある物に気が付く。

「ん、もしかしてゲームしてたん?」

「そう! “どぎ魔ぎメモリアル”っていう超鬼畜ギャルゲーやってたんだけど、3人の好みの女の子が見事にバラバラで……」

「はっはーん……それで仲間割れしてたってわけや」

ファーwwくだらねーwww

「まったく……そんなことしよる暇あるなら早く師団(バトラ)室行くぞ。相談が来てるからお前らも呼んでこいって、先輩らに頼まれてん」

「おッ、相談事か。それなら、このシャオロン様が華麗に解決してやるぜ!」

トントンの言葉を聞き、シャオロンはやる気を出してさっさと談話室を出ていった。

「んじゃ、アタシらも師団(バトラ)室行きましょか。またねー、リードくん」

「ばいばーい」

リードくんとはそこで別れ、アタシたちはみんなで師団(バトラ)室へと向かった。

第254話🦇鏡少女の恋愛観→←第252話🦇勝敗の行方



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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年8月22日 9時

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