第167話🦇発想のポジティブ転換 ページ24
*ミラ side*
その日はとりあえず新コースの全容を考え、会議は終了した。
明日も来ることを約束し、アタシはラッダァ先生たちと別れて自分の
その途中で中庭に見知った悪魔たちを見つけ、アタシは迷わず声をかけた。
「……何してはるの、お2人…と、1匹さん」
そこには、
なぜかトンは制服？を着ており、被っていた帽子で恥ずかしそうに顔を隠している。
「いやー、実はな……」
トントンが状況説明をしようとした矢先、近くに居たロビン先生がしゃしゃり出てくる。
「使い魔を
「は、はぁ……」
急に怖いこと言いはるやん、この先生……。
「使い魔交流って…結構大変なんやな……」
「って言いつつ、シャオさんも付き合ってあげてたんやね。自分の使い魔はおらへんのに」
「うっさいわ！」
アタシの言葉を聞き、ロビン先生は「えッ」と声を漏らす。
「君、使い魔いないの？」
「はい…なんか、召喚向いてなかったみたいなんですよねぇ……」
ロビン先生のほうを向いてから、シャオロンは溜め息混じりに顔をそらす。
「いや〜……俺も
「それは楽しみだね！！」
落ち込むシャオロンとは対照的に明るくそう告げたロビン先生に、アタシとシャオロンは驚いて目を向ける。
「……へ？ 何が？？」
「まだ見ぬ使い魔がだよ！
思わぬ発想の転換に感心し、アタシはロビン先生を見つめる。
「―――それってすっっごくワクワクするじゃない！！」
笑ってそう言った彼に、アタシはふはっと吹き出した。
「ええこと言いはるやないですか。なぁ、シャオロン？」
「……ははっ、ホンマにな」
小さく笑い、シャオロンはスッと立ち上がる。
「いつの間にか、俺のお悩み相談になってましたね。ありがとう、ロビン先生。いつかすっげぇ使い魔
いつもの調子に戻ってニヤッと不敵に笑う彼を見て、アタシは安心して笑みをこぼすのだった。
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空文 晴霧(プロフ) - くろほたるさん» こちらこそ素敵な感想ありがとうございます！！ そうなんです、一方的じゃなくて互いに大きな存在となってるんですよ…！！！ そう言っていただけると、頑張ってオリジナルストーリーを書き上げた甲斐があります(*´ ˘ `*) (5月21日 7時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
くろほたる(プロフ) - お互いがお互いを無意識に救いあっている💣🪞がなにより愛おしいです！！！！この絡みでオリジナルストーリーを作って頂き本当にありがとうございます…！！！！ (5月21日 6時) (レス) id: 917d162833 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» 私もそう思いながら書きました…！！！ 喜んでいただけて何よりです！！ (2023年3月30日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
暁 - オうふっ...ゾムさんとの絡みてえてえ...っ！ (2023年3月30日 13時) (レス) @page20 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - すずねこさん» かわいいですよね…！！！(激しく同意) (2022年11月26日 16時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2022年7月18日 13時
