第156話🦇豚さんのお説教 ページ13
*ミラ side*
「あーーーっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃっ！！！wwwwwww」
それからまた数日後―――いよいよ暴走しきったシャオ＆ウツのファッションを前に、アタシの笑いレベルは今世紀最高潮に達していた。
「恥ずかしいからやめてェーッ！！！」
アタシの馬鹿笑いに負けじと、ゾムは廊下へと出た2人に向けて渾身の叫びをかました。
まぁ、ゾムがあそこまでになるのも無理はない。2人の今の格好は……なんというか、ツッコミ所が多すぎる。
まずシャオロンは、相変わらずプルプルと震えながら尻尾で立ってるのがおもろすぎるし、なんでアイマスク片目にだけ付けて眼帯みたいにしてんの？ww あとネックレスを噛むな腹立つwww
ウツにいたっては、下半身鳥やん？ww 腰の刀も顔の鉄マスクも絶対コイツに不必要やんかwww
「嫌やお前らの隣歩きたくない！ あっち行って！！」
「は？ 何言っとんねん」
やめて2人とも、目の前に来んといて。アタシの腹筋が爆発四散する。←
「これぞ
「もう少しセンスを
「えぇ…オレがおかしいんか……!?」
いよいよゾムが混乱してきたその時、救世主かのごとく彼が現れた。
「お前ら……ええ加減にせえよ」
「あッ…トントン……！！」
頼れる豚さんの登場に、ゾムは涙ながらに彼の名を呼ぶ。
「ファッションってのは、自分の個性を出すもんやろが。お前ら、そんな他人からの借り物で満足するような男ちゃうやろ。その格好は本当に“自分らしい”姿なんか？ 鏡見てみ？」
おぉ〜……さすがトントン、しっかりした説得やなぁ。
……ま、トントンもちゃっかりスリッパ変えてるのわかってるけど。あの豚さんスリッパ……さてはクララの影響やな？w
シャオロンとウツを元に戻した功績を称えて、触れるのはやめといてあげよーっとw
「や、やっと元に戻った……;;」
ようやくいつもの格好に戻った2人に安堵するゾムを、まじまじと見つめる。
「……ゾム氏って、案外まともなとこあったんやねぇ」
「え……褒めてんのそれ？」
今回一番気苦労が多かったであろう彼を
第157話🦇帰り道のコンビニにて→←第155話🦇大暴走ファッション
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空文 晴霧(プロフ) - くろほたるさん» こちらこそ素敵な感想ありがとうございます！！ そうなんです、一方的じゃなくて互いに大きな存在となってるんですよ…！！！ そう言っていただけると、頑張ってオリジナルストーリーを書き上げた甲斐があります(*´ ˘ `*) (5月21日 7時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
くろほたる(プロフ) - お互いがお互いを無意識に救いあっている💣🪞がなにより愛おしいです！！！！この絡みでオリジナルストーリーを作って頂き本当にありがとうございます…！！！！ (5月21日 6時) (レス) id: 917d162833 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» 私もそう思いながら書きました…！！！ 喜んでいただけて何よりです！！ (2023年3月30日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
暁 - オうふっ...ゾムさんとの絡みてえてえ...っ！ (2023年3月30日 13時) (レス) @page20 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - すずねこさん» かわいいですよね…！！！(激しく同意) (2022年11月26日 16時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2022年7月18日 13時
