第101話🦇ずるいヒト ページ6
*チーノ side*
「楽しそうなことしてはるやん、お三方。アタシも混ぜてえな」
「えッ、ミラさん!?」
大先生を調子に乗らせて楽しんでいると、そこへなんとミラさんがやって来た。
「やぁ、ミラちゃん。今度の処刑玉砲、僕に魅了されること間違い無しやで……覚悟しな☆」
「んっふw た、楽しみにしときます〜……ww」
笑いを必死に
「んで、気になってたんやけどこの機械何なん？」
「よくぞ聞いてくれました！！」
ミラさんの気を引こうと、俺とショッピはビシッとポーズを決めてDDRを紹介する。
「こちらはデビル・ダンス・レボリューション！！ 今、魔界で大人気のリズムダンスゲームです！！」
「略してDDRっす」
俺たちの簡単な説明を聞いたミラさんは、キラキラと顔を輝かせてDDRに飛びついた。
「リズムダンスゲームとかアタシやったことないんやけど！ めっちゃおもろそうやん！！」
無邪気にはしゃぐ彼女を前に、俺とショッピは顔を覆って深々と溜め息をつく。
「ど、どうしたお前ら……;;」
「いやぁ…兄さん、女ってのはずるいですねぇ……」
「は？？」
新入団員歓迎会の時には、あんなにも悪魔らしい顔を見せてくれたのに…今は、純粋無垢な少女のような笑顔で……。
どっちの顔も好きすぎるッ……！！ あ〜もう、ホンマにずるい
「なぁなぁッ、アタシもコレやりたい！ やらせてや〜！」
「もッ、もちろんいいですよ！！ やり方教えますんで！！」
ミラさんのほうへ駆け寄り、俺はドキドキしつつもDDRのやり方を教えてあげた。
「はっは〜……ついにショッピくんだけでなく、アイツもミラちゃんに惚れたんか」
「ご名答です。ホンマ、余計な障害が増えて面倒ですわ」
大先生とショッピが何やら話している気がしたが、緊張しまくっていた俺には一切聞こえなかった。
第102話🦇Shall We DDR？→←第100話🦇ダンシング☆ウツ
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空文 晴霧(プロフ) - かりんとうさん» ありがとうございます！！ 悪周期、いずれ書きたいとは思ってるんですよね…！！ 展開的にかなーーーり先の話になるかもしれませんが、いつか実現させたいと思います( *´꒳`* ) (2022年6月27日 20時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
かりんとう - とてもおもしろかったです！少し図々しいですが私はミラちゃんの悪周期が見てみたいです！ホントに図々しいですがよろしくお願いします!!更新頑張って下さい!楽しみに待っています!! (2022年6月27日 20時) (レス) id: 58b8eec53b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2022年5月31日 13時
