第732話🦇一番ド派手なイタズラを ページ16
*ミラ side*
ゾムが仕掛けておいた爆弾が見事無数の爆発を生み、最高のスタートとなった。
「うっひょー!! さっすがゾムニキ〜♪」
「混乱に乗じて潜入していくぅ!」
爆発によって慌てふためく生徒たちの頭上を、アタシたちは羽を広げて飛んでいく。
「ここからは別行動でいきましょう」
冷静に口を開いたショッピ先輩は、何やら空中に投影したモニターのような物を操作していて。
「各自校内にイタズラを設置し、生徒会や教師の目を
「んで、ソイツらは最終的にプロテインパンがある食堂に集まると!」
「そうです。僕らが盗みを果たすところを見届けるために」
「で…悪魔がぎょーさん集まったところに……」
「一番メインの派手なイタズラをズドーン!」
ショッピ先輩に割り込みつつ、ウツやシャオロンと共にざっくりとした流れを振り返る。
「そこの仕掛け人はもちろん……」
「「「「「「「「俺☆/俺/俺/オレ/俺/僕/僕/アタシ☆」」」」」」」」
「ってわけで、みんなサポートよろし……………ん?」
わーお、見事にハモったw
「は? なに急にしゃしゃってきとんねんお前ら……」
「え? だって、派手なイタズラと言ったらオレしかおらんやん……」
「ゾムはさっきやったやろ!」
「皆さんのイタズラなんてたかが知れてるでしょ」
「知らんがな。たまには俺にもやらせろ」
「いやそこは俺が」
「いや僕が!」
「いやいや、ここは
ひとしきり言い合った
そして―――。
「「「「「「「やんのかコラァ……!」」」」」」」
ハイ、野郎共が見事にギスり始めました。ファーwwww←
「こうなると思った……ww こうなったら、やることは1つ……」
円からひと足先に抜け、アタシは誰よりも早く校内へ向かって飛び進む。
「誰が一番ド派手なイタズラできるか、早い者勝ちってことで☆」
「あ゛ーーッ!!!! 待てや抜け駆け女ァァ!!!」
シャオロンを筆頭に全員が慌ててアタシの後に続き、わちゃわちゃしながらも無事に校内への潜入を完了させるのだった。
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空文 晴霧(プロフ) - ぎおののーとぱそこんさん» コメントありがとうございます! アズくんとの絡みは私もめちゃくちゃ楽しんで書いてます(笑) ファンクラブ立ち上げましょう!!\( `꒳´ )/ これからも応援よろしくお願いします! (2023年4月7日 9時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
ぎおののーとぱそこん - 二回目のコメント、別機種から失礼します〜ミラちゃんと魔主役もやが、魔入間たち(とくにアズ君)の絡みが…神…。ミラちゃんと我々怪盗団…最高っす…悪魔ミラちゃん、性格が素晴らしい…ミラちゃんファンクラブ立ち上げたいっすわ…。陰ながら更新応援してます!! (2023年4月7日 3時) (レス) @page3 id: 1e15dc8a80 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - シオンさん» ありがとうございます!! ギャップの女・ミラちゃんですからね( *¯ ꒳¯*) 収穫祭編も気合いを入れて書きましたので、皆様にお披露目できる日が私も楽しみです(*´∀`*) (2023年3月27日 16時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
シオン(プロフ) - 収穫祭で悪周期ミラさんが見れるのでは?と期待をしております!ミラさんの無邪気さと悪魔らしさのギャップでいつも心揺れてます〜!更新頑張って下さい! (2023年3月27日 15時) (レス) @page10 id: 925a09eca2 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - バー子さん» ありがとうございます!! どんどん匂わせていきますので、ご期待ください( *¯ ꒳¯*) (2023年3月26日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2023年3月17日 19時