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第699話🦇好きに変わりナシ ページ31

*ミラ side*

シャオロンを直撃したその爆弾主は、言わずもがなゾムで。

「余計なこと言ったらぶっ飛ばすぞ!!!!」

「もうぶっ飛ばしてんだよなぁ……??」

ピクピクと震えるシャオロンには目もくれず、ゾムはアタシのほうへ駆け寄って両肩をガシッと掴んでくる。

「べッ、別にエ ロゲばっかしよるわけやないからな!?!? 普通にストーリー良いのあるし、周回も楽やからギャルゲーよりそっちやってるだけで……!!」

やけに必死な彼にふはっと笑い、アタシは軽い感じで言葉を返してやった。

「何を心配しよんから知らんけど、前にも言うたでしょ? どんな趣味嗜好(しこう)持ってたって、大抵のことじゃアタシは否定せえへんよって。せやから、今更そんなことであんさんを嫌いになったりしませんわ」

「ホ……ホンマ? オレがエ ロゲ好きでも、嫌いにならへん?」

「ならへんって。てか、それこそ今更やしなw」

ケラケラと笑うアタシに安心したのか、ゾムもパアッと顔を輝かせた。

「そ、そっか……良かったぁ」

悪魔(ヒト)を爆破しといて何がええねんコラァ……」

ムクリと起き上がったシャオロンに、ゾムは「だ、だってお前が余計なこと言おうとしたから……」となぜか恥ずかしそうに答える。

「まぁまぁシャオさん。ようわからんけど原因はあんさんにもあるらしいし、その辺にしときましょ?」

シャオロンをやんわりとなだめてから、アタシはゾムに向かって言う。

「ところでゾムさんや。クラス連中とエ ロゲ談義するのはええけど、先生に見つかったらヤバイんちゃう?」

「まぁどうとでもなるやろ!!」

なんて謎の自信を持っていたゾムだったが、後日ブルシェンコ先生にバレてクラスメイト共々大目玉をくらっていた。展開おもろすぎて草不可避。←

第700話🦇レッツ☆苦煉ゲーム→←第698話🦇孤独でなくなった“脅威”



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空文 晴霧(プロフ) - バー子さん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございます!! これからも頑張ります(*´∀`*) (2023年2月13日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
バー子 - 面白いお話、いつもありがとうございます!!応援してます!! (2023年2月13日 21時) (レス) @page12 id: ca2116eb16 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» コメントありがとうございます!! サバト編、ぜひお楽しみください( *¯ ꒳¯*) 11巻のutくん活躍シーンも私なりに描かせてもらってるので、いずれお目見えするのが楽しみです(´∀`) (2023年2月4日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 続編(15)おめでとうございます!!ミラちゃんいいですねえ!好き(告白)サバト編だから、あのemさんが見れるのか!wktkてか、そろそろで11巻のut活躍回が来るがミラちゃんは見るのかな?見たら大興奮だろうなぁ、これからも無理せず頑張ってください!!応援してます! (2023年2月4日 14時) (レス) @page1 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2023年2月3日 21時

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