第686話🦇最高(笑)の仲間たち ページ18
*ミラ side*
「なぁミラ、お前めっちゃ強くなってね?」
軽い感じでそう言ったのは、中庭で発見して殺し合いを仕掛けたお相手であるラッダァ先生。
「えッ、ホンマですか!?」
殺し合いを終え、ひと息ついて寝転がっていたアタシは思わずガバッと飛び起きる。
「うん。家系能力の精度も確かに上がってるっちゃ上がってるけど……それ以上に何つーか、身のこなし? 鏡にばっか気ぃ取られてたら、いきなり鋭い拳とか蹴りとか入ってくるからも〜避けるの必死よ」
シチロウ先生に教えてもらった体術、ちゃんと使いこなせてるんや……!!
「お〜? なんだなんだ嬉しそうにしやがって」
「んっふふふ……嬉しくないわけないでしょ!! 師匠から教わったことが、強い悪魔であるアナタに認められたんやから!」
満面の笑みでそう答えると、ラッダァ先生はふっと微笑んでアタシの頭をポンと撫でた。
「俺も、大好きな“遊び相手”がどんどん強くなってくれて嬉しーよ。収穫祭、期待してっからな」
「!……はいッ!!」
強く頷いて応えるアタシに、ラッダァ先生も満足そうに笑みを深める。
しかし、その目がふと別の所に向いたことに気付いた。
「ん? なーんか騒がしい……って、アレお前のお仲間じゃね?」
「え?」
ラッダァ先生に言われて目を向けた先では、新・我々
「何だあの変な格好……;;」
相変わらずみんな“歩ける寝袋”を着ており、アタシは大爆笑してしまう。
どうやら新・我々
しかし、しばらくすると徐々に異変が。
トントン(&トン)は暑くなったらしく寝袋脱いだし、ゾムは走りづらいっつって寝袋突き破って腕出したし、ウツは寝袋のせいというより顔面がキショイせいで女の子から逃げられるし、あげくロボロがつまずいてゴロゴロと転がり落ち……まぁ、散々なことに。
「あっひゃっひゃっひゃっ!!wwwww いw今の見ましたラッダァ先生!?!? もうマジでうちの奴ら最高すぎwwww」
「うん……お前が楽しそうで何よりだわ」
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空文 晴霧(プロフ) - バー子さん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございます!! これからも頑張ります(*´∀`*) (2023年2月13日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
バー子 - 面白いお話、いつもありがとうございます!!応援してます!! (2023年2月13日 21時) (レス) @page12 id: ca2116eb16 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» コメントありがとうございます!! サバト編、ぜひお楽しみください( *¯ ꒳¯*) 11巻のutくん活躍シーンも私なりに描かせてもらってるので、いずれお目見えするのが楽しみです(´∀`) (2023年2月4日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 続編(15)おめでとうございます!!ミラちゃんいいですねえ!好き(告白)サバト編だから、あのemさんが見れるのか!wktkてか、そろそろで11巻のut活躍回が来るがミラちゃんは見るのかな?見たら大興奮だろうなぁ、これからも無理せず頑張ってください!!応援してます! (2023年2月4日 14時) (レス) @page1 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2023年2月3日 21時