第670話🦇最高の催し物 ページ2
*ミラ side*
女の子と共に料理を楽しんでいると、主催者がおもむろに司会進行らしくしゃべり出した。
『えー、参加者の皆様！！ 盛り上がってきた頃だと思いますので、そろそろ……本街サバトの“目玉イベント”を実施させていただきますッスー！！』
「目玉イベント？」
料理を食べる手を止め、アタシはみんなと共に主催者のほうへ視線を向ける。
なんか、[KEEP OUT]とか書かれたテープが貼られてるドアあるけど……？？
『街サバトと言えばやはりコレ！ 気になる異性にアピールする絶好のチャンス……！
―――“魔獣狩りゲーム”、スタートォッ！！！』
主催者が声高らかに宣言したと同時に、例のドアから魔獣が数体飛び出してきた。
「何じゃそりゃーッ!?!?」と冷や汗をかきまくって叫ぶ仲間たちをよそに、アタシはギラギラと目を輝かせる。
こんな、こんな楽しいイベントが用意されてるなんてッ……………最高かよサバト！！！！
「特訓にちょうどええわ……！！」
ニヤリと口角を上げ、アタシはスッと指を銃の形に構えて魔獣へ真っ直ぐ向けた。
この手の形……そして
「一点……集中！！」
今回の魔獣のことも、運良くシチロウ先生に教わっていた。……当然、弱点についても。
アタシが放った鏡の刃は迷い無く魔獣へ向かっていき、その弱点を一撃で切り裂き行動不能にしてやった。
「あの魔獣を、1発で……!?」
「ミランさん、素敵……！」
女の子たちが目をハートにさせてアタシを見つめているようだったが、そんなことどうでもよかった。
アタシはただ、欲望のままに……目の前の敵を狩るだけやからな。
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空文 晴霧(プロフ) - バー子さん» こちらこそ、読んでいただきありがとうございます！！ これからも頑張ります(*´∀｀*) (2023年2月13日 21時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
バー子 - 面白いお話、いつもありがとうございます!!応援してます!! (2023年2月13日 21時) (レス) @page12 id: ca2116eb16 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» コメントありがとうございます！！ サバト編、ぜひお楽しみください( *¯ ꒳¯*) 11巻のutくん活躍シーンも私なりに描かせてもらってるので、いずれお目見えするのが楽しみです(´∀`) (2023年2月4日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 続編(15)おめでとうございます！！ミラちゃんいいですねえ！好き(告白)サバト編だから、あのemさんが見れるのか！wktkてか、そろそろで11巻のut活躍回が来るがミラちゃんは見るのかな？見たら大興奮だろうなぁ、これからも無理せず頑張ってください！！応援してます！ (2023年2月4日 14時) (レス) @page1 id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2023年2月3日 21時
