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第667話🦇現状上々 ページ47

*トントン side*

エーミールへの妨害工作もそこそこに、俺は状況を確認してみた。

ショッピくんが飲ませた下剤のおかげでエーミールが再起不能になっている間に、ミラさんと大先生が主となって女の子を落とすってことになってたけど……。

「あ、あの……お話、いいですか?」

「僕ですか? こんなかわいらしいお嬢さんに声かけてもらえるなんて、光栄やなぁ」

お、早速ミラさんが女の子に声かけられてるわ。元々ミラさんって、かっこいい系のルックスしてるしな……第一印象で()かれる女の子も多いやろ。

「こういう場では、男がリードして話しかけに行くものなんですかね? 僕、こういう場は初めてでして……女性に気を遣わせてしまい、申し訳ありません」

「い、いえッ! そんなッ…私もこういう場に慣れているわけではないので、どうしたらいいかわからなくて……」

「おや、そうなのですか? 不慣れな中、勇気を出して僕に声をかけてくださったんですね。とても嬉しいです」

ミラさんがニコッとはにかんで見せると、女の子はボフッと顔を沸騰させて硬直してしまっていた。

「そうか……生粋の女子やからこそ、女の子をどう扱うのが正解かよくわかっとんのやな」

冷静に分析して納得する俺の横では、店員として潜入しているショッピくんがギリィッと歯を食い縛ってミラさんの前に居る女の子を睨んでいて。

「俺もミラさんに口説かれたい…見た目男でも、中身がミラさんなら全然ええわ……。クッソ(うらや)ましいッ……!!」

「アホなこと言っとらんと仕事せえ」

ちなみに、ミラさんの影に隠れそうになっているが大先生も着実に女の子の好感度を稼げているようだ。

いつものクズモードを完全に封印し、人畜無害を装って女の子の懐に入り込む……いやホンマ悪い男やでアイツ。

チーノも、ミラさんのほうを気にしつつも女の子たちと上手く絡んでるしな……今んとこ、こっちが優勢か。

そう安心したのもつかの間、ロボロの野郎がいきなり女の子に筋肉を見せつけて自慢していたので思いっきりチョップしておいた。せっかく上手くいってんのに、余計なことすなぁ。

第668話🦇逆に歓喜→←第666話🦇下準備オーケー?



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空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» およよ??( ^ω^ ) (7月17日 14時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
- およ?ジョニーパイセン??? (7月17日 14時) (レス) @page12 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» ありがとうございますー!! 察していただけて嬉しいです(*´▽`*) マイペースに書き進めていきますので、どうぞよろしくお願いします! (2023年1月2日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 14作目(続編)おめでとうございます!!本当、マジで大好きですッ!!前回の後書きで書いてあったオリオンさんのやつは本とかなんやらでなんとなくあれ、emさんでは?となっていました!(笑)無理せず更新頑張ってください!! (2023年1月2日 16時) (レス) id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» こちらこそ、コメントしていただきありがとうございます! 引き続き楽しんでってください(*´∀`*) (2023年1月2日 9時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2023年1月1日 19時

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