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第659話🦇過激ファン ページ39

*ミラ side*

アタシが向かった時、バチ姉はすでにロボロからぬいぐるみを奪い取って去っていくところだった。

そして、ロボロはというと―――


「ああああのッッ!! サインくださぁ〜い!!!」


去りゆくバチ姉に向かって今にも飛びつかん勢いで駆け出そうとするのを、シャオロンとウツの2人に止められていた。

「やーっぱそんなことやろうと思いましたわ」

呆れの溜め息をつきながら苦笑をこぼしてそうぼやくと、アタシに気付いた3人が揃って振り向いた。

「ミラやないか。こんなとこで何してたん?」

「収穫祭の特訓してたんやけど、アタシの知り合い(・・・・)がどこぞの輩にストーカーされとるって相談に来ましてね?」

シャオロンの問いかけにわざとらしく答えてやると、案の定ロボロが過剰に反応した。

「し、知り合いって……お前ッ、あのバルバトス・バチコちゃんさんと知り合いなんか!?!?」

「何やその変な呼び方www」

“ちゃん”なのか“さん”なのかハッキリさせろぉ?ww

「ついこの間、ロビン先生経由でお知り合いになったけど……何? やっぱロボロくん、あの悪魔(ヒト)のファンなん?」

「おう!!! 弓の名手でバチクソ強くて、さらにかわいいッ……!! ファンにならんわけがないやろ!?!?!?」

わーお、想像以上に熱上げてるっぽいわこれ……ワロスw←

「な、なぁッ!! 知り合いなら、バチコちゃんさんにサイン頼んでくれへんか!? それと、俺の心臓に向かって『ばちこんっ!!』ってやってくれと頼んで……」

「要求が思った以上にキショくて草」

シャオロンとウツも、ドン引いた顔でロボロを見ている。これは末期ですなぁ……。

「そんなキッショイお願い事、あの悪魔(ヒト)にできるわけないやろ。どうしても叶えたいってんなら、自分で頑張りや〜」

「そ、そんなぁ〜……!!」

ガックリと肩を落とすロボロを、アタシは他の2人と揃って白い目で見やるのだった。

第660話🦇街サバト主催者→←第658話🦇ストーカーの正体



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空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» およよ??( ^ω^ ) (7月17日 14時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
- およ?ジョニーパイセン??? (7月17日 14時) (レス) @page12 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» ありがとうございますー!! 察していただけて嬉しいです(*´▽`*) マイペースに書き進めていきますので、どうぞよろしくお願いします! (2023年1月2日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 14作目(続編)おめでとうございます!!本当、マジで大好きですッ!!前回の後書きで書いてあったオリオンさんのやつは本とかなんやらでなんとなくあれ、emさんでは?となっていました!(笑)無理せず更新頑張ってください!! (2023年1月2日 16時) (レス) id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» こちらこそ、コメントしていただきありがとうございます! 引き続き楽しんでってください(*´∀`*) (2023年1月2日 9時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2023年1月1日 19時

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