第651話🦇意識改革法 ページ31
*ミラ side*
ここ数日はシチロウ先生指導の
「やぁミラさん！ 今日こそは的に鏡をヒットできるように頑張ろうッ！」
気合い充分のロビン先生とは対照的に、アタシは隠すこと無くげんなりとしてしまう。
「あの〜……ロビン先生。大ッッ変申し上げにくいんですけど、やっぱアタシにはこの特訓向いてないかもです……」
おずおずとそう主張すると、ロビン先生は驚くでもなくしきりに頷いていた。
「うんうん、君ならそろそろそう言うだろうと思ってたよ！」
『そろそろ』って……特訓やったの最初の1回だけですけど？？
なんてツッコミをする暇も与えず、ロビン先生はニパッと笑って続ける。
「君は、集中力向上の特訓を退屈で苦しいものだと思ってるよね？ そこで今日は、その意識をひっくり返そうか！ ということで、付いてきて！」
スタスタと歩き出すロビン先生に、アタシは何も言えず仕方なく付いていくことにした。
ー＊ー＊ー＊ー
ロビン先生に連れてこられたのは、学園から少し行った所にある森。
「あの〜、こんな所にいったい何が……？」
「ふっふっふ……ほらッ、アレを見てみて！」
ロビン先生がビシッと指を向けたほうを、渋々見やった瞬間……アタシは、目を見開いて絶句した。
「んなッ……！！」
おぞましい巨大な鳥の体に、その首から下がる美しい実―――。
「ひゃッ……―――“百フラリンゴ”やん！！！！」
首から下がってる実は、その名の通り100回叩かないと落ちないとか……。確か、収穫祭でも
「おぉッ、ひと目見ただけで名前を言い当てれるなんてすごい！ バラム先生の指導が身に付いてる証拠だね！」
うんうんと笑顔で頷くロビン先生に、さすがにツッコむ。
「いやいやいやいや！！ なんで収穫祭期間でもないのにこんな魔獣がこんなとこ
「まぁまぁ、細かいことは気にしない！ それよりッ、今日は実践だよ！」
「実践……？？」
困惑しっぱなしのアタシに、ロビン先生はニッコリと笑って言い放つ。
「―――あの実を、1発で落としちゃおう！！」
……………マ？？？
第652話🦇ハードルは高いに限る→←第650話🦇恐ろしき“素質”
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空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» およよ？？( ＾ω＾ ) (7月17日 14時) (
レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
暁 - およ？ジョニーパイセン？？？ (7月17日 14時) (レス) @page12 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» ありがとうございますー！！ 察していただけて嬉しいです(*´▽｀*) マイペースに書き進めていきますので、どうぞよろしくお願いします！ (2023年1月2日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 14作目(続編)おめでとうございます！！本当、マジで大好きですｯ！！前回の後書きで書いてあったオリオンさんのやつは本とかなんやらでなんとなくあれ、emさんでは？となっていました！(笑)無理せず更新頑張ってください！！ (2023年1月2日 16時) (レス) id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» こちらこそ、コメントしていただきありがとうございます！ 引き続き楽しんでってください(*´∀｀*) (2023年1月2日 9時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空文 晴霧 | 作成日時：2023年1月1日 19時
