第642話🦇少女が見据えるは遥か先 ページ22
*シチロウ side*
「先生……今、
「え……?」
キョトンとする僕をよそに、ミラさんはクスクスと楽しげに笑う。
「そう……アタシは、その反応が見たいんです。たった1人で、
ガタンッ!!と立ち上がり、彼女は恍惚と頬を
「そんな光景の中心に、アタシが居るなんて…想像しただけで、興奮してしまいますわッ……!!♡♡♡」
……本当に、面白い子だ。
君はいつも、僕が考えているよりずっと先を見据えているんだから。本当に……
「……うん、そうだね。もし本当にそんなことができたら……きっと、誰しも驚くよ」
そう微笑みかけると、ミラさんはパアッと嬉しそうに顔を輝かせた。
「シチロウ先生ならそう言ってくれると思ってました!! ということで、冒頭の話に戻りますねッ」
ストンと座り直していつもの調子に戻り、ミラさんは話をまとめる。
「つまり、長時間効率的に魔獣を相手取れるような戦い方を見つけたいんです。魔獣にも詳しいアナタなら、良いアドバイスもらえるかなって!」
「なるほど……話はわかったよ。そういうことなら、もちろん協力___」
師匠として彼女に応えようとしたその時、ドアが控えめにノックされた。
ミラさんと共に反射的にそちらへ目をやると、珍しく来客が入ってきた。
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空文 晴霧(プロフ) - 暁さん» およよ??( ^ω^ ) (7月17日 14時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
暁 - およ?ジョニーパイセン??? (7月17日 14時) (レス) @page12 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - AYMさん» ありがとうございますー!! 察していただけて嬉しいです(*´▽`*) マイペースに書き進めていきますので、どうぞよろしくお願いします! (2023年1月2日 17時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
AYM - 14作目(続編)おめでとうございます!!本当、マジで大好きですッ!!前回の後書きで書いてあったオリオンさんのやつは本とかなんやらでなんとなくあれ、emさんでは?となっていました!(笑)無理せず更新頑張ってください!! (2023年1月2日 16時) (レス) id: 48240d13f1 (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - 白黒ぐも。さん» こちらこそ、コメントしていただきありがとうございます! 引き続き楽しんでってください(*´∀`*) (2023年1月2日 9時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2023年1月1日 19時