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第474話🦇レッツ♡‪女子会 ページ45

*ミラ side*

「あれま、アメリも来てたんや」

「ミ、ミラッ……!?」

魔具研師団(バトラ)室で待ち構えていたのは、クララを含めた問題児(アブノーマル)クラス女子組と……アメリ。

「な、なぜお前がここに……!?」

「私が呼んだ!!」

驚くアメリと元気良く答えるクララの間に腰を下ろし、アタシはアメリのほうを向いてニッコリと笑う。

「アメリも女子会とか参加するんやね〜。なんだかんだ乙女やなぁw」

「んなッ……そ、それを言うならお前もだろう!」

「え〜? アタシはただ、やったこと無いから面白そうやな〜と思いまして♪」

アメリとそんな会話をしていると、エリザベッタちゃんがパンッ!と手を叩いて切り出した。

「これで全員揃ったことだし、自己紹介からしましょ!」

その言葉を皮切りに、クララから反時計回りで自己紹介をしていくことに。

「ウァラク・クララ!」

「イクス・エリザベッタよ」

「クロケル・ケロリ……です」

「アザゼル・アメリ……」

「シュピーゲル・T・ミラでーす☆」

アタシからしたら、この場に()る子らは自己紹介してもらわんでも充分わかるけど……問題児(アブノーマル)クラスの3人とアメリは、多分そんなに話したこと無いやろうしな。

そんなことを考えながら、アタシはアメリが持ってきてくれたらしいお茶をひと飲みする。

「あの〜、女子会って主に何するものなんですか……?」

アタシと同じく女子会未経験らしいケロリちゃんの質問に、エリザベッタちゃんは頬を紅潮させながら答えた。

「そりゃあ、恋バナ(・・・)よ!」

そのノリノリの返答に、アメリとケロリちゃんは顔を真っ赤にさせて固まった。

一方クララはというと、よくわかっていないような顔をしていた。うん、通常運転やな。←

にしても、恋バナとはなぁ……ちょい苦手なんよな、この手の話。


だって……―――どうせ“今”恋人とか作っても、全部消えてしまう(・・・・・・)からな。

第475話🦇恋バナ開始!→←第473話🦇残された名前



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空文 晴霧(プロフ) - 天村 樹さん» んー、光線ではなく物理で攻撃してますね。すっごい雑に説明すると、鏡そのものを物が切れる程度に強化して操ってるって感じです。…伝わりますかねこれ(説明下手) (7月25日 21時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
天村 樹(プロフ) - すみません。 鏡の刃って光線のようなものですか、 それともガラスが変形しているのでしょうか 説明を読み忘れていたらすいません。 (7月25日 20時) (レス) @page41 id: 820ea18d0a (このIDを非表示/違反報告)
空文 晴霧(プロフ) - るい酸性さん» いつもありがとうございます!! 悪周期、いずれ書けたらとは思ってるんですが…ちょっと他の悪魔とは違う感じにできればなぁと考えております。機会があればお披露目したいですね(*´∀`*) (2022年10月14日 6時) (レス) id: 623713d1fa (このIDを非表示/違反報告)
るい酸性(プロフ) - ミラさんの悪周期が気になってしまったこの頃です。。いつも読んでます!! (2022年10月14日 3時) (レス) @page17 id: 825df6404c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:空文 晴霧 | 作成日時:2022年10月5日 21時

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