純愛２０ ページ24
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｢じゃあ、行ってくるわ｣
｢楽しんでこいよ！｣
｢……遊びに行くわけじゃないんだぞ｣
｢え？あ、そっか！｣
"せっかくだし皆で送り出しましょうよ！"
昨日の部活終わり、春奈ちゃんのその言葉で、部員みんなで空港まで見送りに来た
みんながわいわいしているのを横目に見て
夏未ちゃんが私へ向かって手招きをしたので、不思議に思いながらも駆け寄る
｢上条さん｣
｢はい｣
｢どうやら、心配する必要はなさそうね｣
｢……はい！夏未ちゃ…さんに遅れを取らないように、一生懸命頑張ります！｣
にっと笑って宣言して見せると、夏未ちゃんも笑顔になった
頼れる人がいなくなってしまうのは心細いけど
＿＿＿＿それ以上に、皆が頼り甲斐があることはもう十分にわかりきってるから。
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｢送信っと。あと8時間くらいかなぁ｣
家に着き、ベッドにダイブしながら絶賛飛行機に揺られている夏未ちゃんにメールを打つ
そういえば、私は海外には行ったことはないから、普通に羨ましいかも。
(卒業したら、一緒に行きたいなぁ)
そんなことを考えながらLINEを見ると
なにやらえげつない数の通知が来ていた
｢ふふ…皆意気込んでるなぁ｣
実は、夏未ちゃんを送った後に新体制のLINEグループを作って。
今は、これからの練習やそれぞれの意気込みを話している様子だった。
風)とりあえずは明日の朝練だな
円)おう！さっかーやろうぜ！！！
豪)変換できてないぞ
鬼)…明日の小テストの勉強もしておけ
｢…やっぱり楽しそうだなぁ｣
こんな先輩たちと部活ができるなんて
漫画みたいな高校生活もあったもんだな…
ﾋﾟﾛﾝｯ
｢また通知！えっとグループ……ん？｣
少し落ち着いてきて通知音も少なくなってきたかと思いきや、またLINEが入る
｢……！鬼道先輩だ｣
通知が付いている欄を見ると、鬼道先輩から個人LINEが入っている
朝練…それか明日の生徒会のことかな
鬼)明日から本格的に仕事が始まるが、あまり気負う必要はないからな
｢……鬼道先輩、優しすぎ…！｣
必要最低限の事しか報告しない人のように思っていたからか
思いがけない内容で、思わず顔が綻んだ
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うさぎ(プロフ) - 初めまして うさぎともうします。作品とても良かったです！もしよろしければまた更新してくれませんか？続き気になります！お願いします！ (2021年12月12日 22時) (
レス) @page29 id: a8cf73126b (このIDを非表示/違反報告)
みろさと(プロフ) - ゆっかりんさん» ありがとうございます！可愛くかけていますかね？|ω･`)頑張ります(泣) (2019年10月6日 12時) (レス) id: e525b03525 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっかりん - このお話の夢主さんめっちゃ好き！！このお話自体も大好きなので、更新頑張ってください(≧∇≦)応援してます！！ (2019年10月6日 0時) (レス) id: ae7ac3265c (このIDを非表示/違反報告)
みろさと(プロフ) - 優さん» ありがとうございます…！励みになります(泣) (2019年6月29日 22時) (レス) id: e525b03525 (このIDを非表示/違反報告)
優 - めちゃくちゃおもしろい！ 投稿ファイト！ (2019年6月29日 3時) (レス) id: 2408924f06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みろさと | 作成日時：2019年5月20日 19時
