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流星(大西)とか可愛かったけど、セッ クスしたいとまでは思わんかった。
だってまだ子供やったし(出会った時は小学生)、俺やって子供やったし。
キスしたいとかは思ったけど、それは父性本能とか兄弟愛みたいなもので、恋愛感情からでは無かったんよ。(俺はショタコンではないらしい)
どっちかって言うと、俺は年上の方が好きみたいや。
年上の可愛い人が好きやねん。
それでも中々気に入るような男はおらんくて。
付き合いたいなって思う先輩はおったけど、デビューしてたりして側に近寄る事も出来んかったから。
俺は自分の好みの厳しさに辟易しとった。
俺はほんまに好きになれる奴に出会う事が出来るんやろうか。
好きな男と付き合う事が出来るんやろうか。
そんな風に考えてしまう位。
仲のええ男友達はぎょうさんおるけど、そいつらの事はあくまでも友達で。
幾ら気が置けない奴でも恋愛対象にはならんかった。
勿論、そいつらに俺の性癖は教えてへんし、きっとバレてもないやろう。
いつもそいつらに合わせて下ネタバンバン言うてるしな。
デカいお尻とおっ ぱいが好きや言うて。
ほんまはデカいお尻とおっ ぱいの
そいつらの性格もよう知っとるから、もし俺が男が好きや言うても、きっと離れてはいかんやろうけど。
でも、やっぱりきっと色々と気を遣わせてしまうやろうから。
せやから俺はカミングアウト出来んままなんや。
「俺、廉なら抱ける！」
ある日、仕事終わりにメンバーで居酒屋で食事してる時に紫耀がそんな事を言い出して。
「おおい、紫耀？いきなり何言っちゃってんの？」
優太が驚いて声を掛ける。
「だってさ、廉だよ？廉。格好良いし綺麗で可愛いしさあ。それにさ、身体も男らしく無いって言うか、俺等みたいに筋肉でゴツゴツしてないじゃん。何かさ、めっちゃ色っぽいんだよね。」
「誰が男らしくないや、腹立つなー。」
紫耀の言い草にムカ付いて文句を言ってやった。
「ちょっと紫耀？酔ってんの？お酒飲んだ？弱いのにもーっ。気持ち悪くなって無い？大丈夫？」
普段酒の飲めない紫耀の事を海人が心配して。
どうやら酒に酔ったらしい紫耀は、その口が止まらんようになったみたいで。
「こんなに綺麗で可愛いんだもん。うん。俺は間違いなく廉を抱けるね。うん。抱ける抱ける。絶対に廉なら抱ける。余裕余裕。」
「ちょっと紫耀、もうやめて？俺、廉じゃないから。」
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弥勒(プロフ) - ちゃ・むさん» 弥勒の作品を読んで頂き有難う御座います。『Shape of love』は今迄と違う設定で受け入れられるか不安でしたが、気に入って頂けたようでホッとしました。続編も考えていたので書いてみようかと･･･。ただリクエストが溜まっているので気長にお待ち頂ければ幸いです。 (2022年7月28日 0時) (
レス) id: 12c1df49ab (このIDを非表示/違反報告)
ちゃ・む(プロフ) - 初めまして！いつも楽しく短編集全て拝見させて頂いています。Shape of loveの設定・お話が好きなので2人のその後が読みたいです…！お忙しいとは思いますがタイミングがあれば是非検討していただけると嬉しいです！今後も応援しております！ (2022年7月21日 23時) (レス) @page19 id: 951fa2cf1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥勒
| 作成日時：2022年7月3日 0時
