Home Sweet Home ３２ (ページ33)

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「おっと、時間もそろそろ良い感じだな。」

「あ、こんな時間か。」

結構な時間が経っていて俺は車を走らせ出した。

「ふふっ。」

「何？」

帰り道、隣で神が急に笑い出した。

「いやさ、さっきの。もしも俺が玄樹と別れて紫耀と付き合うって言ったらさ、どうするつもりだったの？」

さっきの俺の言葉を思い出していたらしい。

「いや･･･あれ？どうするつもりだったんだろう。」

「ははっ、何だよ、考えてなかったのかよ。」

本当は少し考えていた･･･俺もあいつと別れて神と付き合ったらって。

でも結局、俺もあいつと別れる事は出来無いんだろうなって。

「まあね、俺とお前が付き合ったら物凄く楽だと思うけどさ。多分楽なだけだよな。やっぱり俺達は恋人っていう形にはなれないと思う。あくまでも俺達はメンバーで親友なんだよ。」

「そうだな･･･。」

神がそう言うならそういう事にしておこう。

これからもずっと。

俺達はメンバーで親友なんだって･･･。

ＥＮＤ．

微妙な長さになってしまった。初めて《じぐひら》っぽくしてみたけど、最後迄二人の関係を愛情と友情とどっちにするか悩んで、結局中途半端に終わってしまいました。《じぐひら》の需要ってあるのかな？結構書いてる人多いみたいなんだけど。弥勒の中では神君が受けってあんまり無かったんだけど、ドラマの深町君見たらイケそうな気になってしまって、需要があれば何時か書いてみようかなって思ってます。

《じぐいわ真ん中バース―デー》が終わっちゃってたし。玄樹君の最近の活躍は凄いですね。玄樹君が《イヴ･サンローラン･ボーテ》の《ABUSE IS NOT LOVE》のジャパンサポーターに就任したのも凄いし、久し振りに公の場で受け答えする生玄樹君は大人っぽくなってて、メイクしてたのもあるけどめちゃめちゃ綺麗だった。女性に対する様々な暴力撤廃を呼び掛ける活動のサポーターっていう事で、愛について語る姿が凄く印象的だったな。