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きっとそれが物凄く強烈に印象に残って、だから昨夜あんな夢を見たんだ。
そうだ、きっとそう･･･。
俺が廉を好きだからとかじゃなくて･･･ただの興味本位で･･･。
『好きだ･･･廉･･･。』
あれはきっと、夢の中で廉に「好き」って言われたから、反射的に返事しただけで･･･。
でも･･･俺･･･廉の事を･･･センズリのネタにしちゃったんだよな･･･。
俺･･･廉で･･･イッちゃったんだ･･･。
「優太？」
「え？あ、分かった。今まで通りね？うん、OK、分かった分かった。」
思い出して、廉の顔を見れなくなってしまった。
「あ、時間ヤバくね？」
「あ、戻らな。」
誤魔化すように話を終わらせて。
「あ、何処行ってたの？もう始めるって。」
控室に戻れば海人に言われて廉と慌てて準備を始める。
「岸君？ちょっと･･･。」
紫耀に名前を呼ばれて大きく身体が跳ねた。
「えっと、何？紫耀。」
「岸君、廉は･･･駄目だからね？廉は･･･俺のだから。」
皆に聞こえないようそう言って俺を見る紫耀の瞳は怒りに満ちていた。
「紫耀･･･分かってるよ･･･分かってる･･･廉は紫耀のって･･･分かってるよ･･･。」
「･･･分かってるなら良いよ。」
すっと目を細めて、そして紫耀は廉の所へ行ってしまった。
「分かってるよ･･･。」
幸せそうに笑い合う紫耀と廉。
すると俺に気付いた廉。
「優太？何してんの？早よ行くで？」
「うん･･･。」
そんな事は全部分かってる･･･でも･･･。
でも･･･せめて夢の中の君だけは･･･。
ＥＮＤ．
中途半端に長くなってしまった。これも裏だったかも。初っ端から御免なさい。(-_-;)
最近裏でUPして無いから色々溜まってんのかな。いや、書いてはいるんですけどね。一応しょうれんで近々裏でUP予定ですから。あと書いているしょうれんの長編が色々詰め込み過ぎて終わらなくてどうしよう･･･。今年中にUP出来るかな･･･。
そして、今年も紅白出場おめでとー！今度はどんな演出なのかな？楽しみー！
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作者名：弥勒
| 作成日時：2021年11月6日 0時
